グローバル化が進む日本、様々なシーンで使われる「英語」。よく聞くフレーズなのに、いざ話そうとすると出てこないし今さら聞けない…なんて事は意外と多いもの。
そんな英語のお悩みや課題を、「非帰国子女でも英語でビジネスできる」をテーマに、イングリッシュコンサルタント保呂田友里が解決します。
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転職活動中 アフターコロナさん(31歳)のお悩み
現在都内のIT企業で営業事務をしています。
このコロナ騒動でテレワークになって仕事がつまらないと感じることがあって、コロナが落ち着いたら転職したい気持ちが強くなってます。
ほんとのところ、ちょっとだけ勉強をがんばった英語を活かして外資系の会社に行きたいなとか思っていますが、英語がどれくらい必要なのか、自分の英語スキルでコミュニケーションが取れるのかなど不安も多々あります。
私でも入れる外資系企業とかって実際あるのでしょうか?
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A. テレワークでクライアントや同僚との触れ合いがなくなり、黙々とパソコンと睨めっこしていると「あれ?こんなに自分の仕事ってつまんなかったっけ?」なんて、現実を直視してしまった方も少なくないと思います。
そんな方は今を見つめ直し、キャリアチェンジやキャリアアップを狙う良いチャンスかもしれません。
私の場合、丸ノ内OLという女子的ステイタスと安定収入(笑)を捨てて起業したわけですが、あの時思い切ってよかったと思っています。
皆さんも、日々忙しくしているとなかなかできない“変化”をこれを機に人生にもたらしてみては如何でしょうか?
今回は外資系企業に転職してみたいというアフターコロナさんに、外資系で必要な英語力のリアルをお伝えします。
外資系企業で必要な英語力のリアル
バリキャリ女子が一度は憧れるであろう外資系企業。なんかキラキラしていて、お給料も高そうなステキな響きですよね。
でも、英語に自信がなくて皆さんなかなか手を出せないのが現実。実際どうなんでしょう?
まず、部署や仕事内容によって求められる英語力は様々です。
国際営業でバンバン外国人にモノを売っていくフロントワークなら英語ペラペラじゃないと話になりませんし、一方で同僚も日本人が殆どでたまに英語でメールするくらいのバックオフィスワークなら英語力はさほど必要ないですし。
なので、外資系企業で働くことが目的であれば自分の英語力で行けるところを選べばいいのです。
英語喋れないからって諦めるのはもったいないですよ。
実際、TOEIC(R)テスト730点くらいあれば “予選通過” なところが多いです。
“英語バリバリバリキャリ女子”を目指すなら
個人的には、せっかく外資系企業で働くなら英語をバリバリ使って活躍できた方が面白くない? と思うわけです。
その場合「実際英語が喋れてナンボ」。
TOEIC(R)テスト高得点=英語ペラペラではありませんから、“英語バリバリバリキャリ女子”を目指すなら、とにもかくにもまずは“グチャグチャEnglishで独り言”を始めましょう。
文字通り、ミスを気にせずグチャグチャな英語を発するだけ。
例えばこんな願望でも(笑)
“Hot guys asked me out and I’m still deciding who to date with!”
(イケてる男たちがやたら誘ってきてさぁ、誰とデートするかまだ迷ってるとこ!)
グチャグチャ期を経ずしてペラペラ期には到達しません!
それでは、Good luck!
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English Consultant
Yuri Horota
慶應大学、慶應大学院卒業後、丸の内の国際会計事務所でキャリアウーマン時代を経て現在は[Oh! Native English]を運営するDeLQ it.LLC[デルクイ]代表。光文社[Web女性自身]、レアジョブ[English Lab][アビタス][Randstad]などでのコラム執筆や講演活動、英語指導もこなす自由なビジネスウーマン。
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