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使っちゃヤバい!通じない和製英語 できる風に聞こえる和製英語

Photo by Mimi Thian on Unsplash

グローバル化が進む日本、様々なシーンで使われる「英語」。よく聞くフレーズなのに、いざ話そうとすると出てこないし今さら聞けない…なんて事は意外と多いもの。

そんな英語のお悩みや課題を、「非帰国子女でも英語でビジネスできる」をテーマに、イングリッシュコンサルタント保呂田友里が解決します。

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東京都在住30代 東京大神宮子さん(仮名)のお悩み

英語学習者というわけではなく、普段の生活の中で何となく英語に触れるようにしています。

友達の彼氏が外国人だったりもするし、ひょんな事から知り合った外国人には声をかけるようにしているのですが、カタカナ英語をそのまま使ったりしたら「はにゃ?」って顔されちゃいます。

変な質問ですけど、カタカナ英語を使うときに気をつけなきゃいけないワードとかってありますか?

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A.私も正しい英語だと思って当たり前のように使ったら全然通じない! ってことはよくありました。

でも今では “Japanese English”(和製英語)が会話の中でなかなか良い仕事をしてくれることを知って、わざと混ぜちゃうことがあるんです。
今回は「和製英語が通じない!」とお困りの東京大神宮子さんのために、和製英語をうまく使うすべを伝授しましょう。

和製英語はドヤってナンボ!

まず、皆さん和製英語に対して引け目というか、コンプレックス(あ、”コンプレックス”も通じない和製英語ですね)を持ちすぎだと思うんです。

なぜって、和製英語も日本人同士の会話ではちゃんと意味をなしているんですから立派な言語。であれば、「日本人はこう言うんだけど知らないの?」ってくらいドヤっていいと思うんです。そう気持ちを切り替えてからは、私はけっこう堂々と和製英語を会話の中に折り込んでいます。

ヤバめの和製英語4連チャン!

とはいえ、こんな和製英語には外国人もビックリしてしまいます。

【ヤバめの和製英語1】「彼ハイテンションだね~!」

“He’s high tension!” と言いたくなりますが、”tension” は緊張や不安を意味しますから、なんのこっちゃです。
“He’s excited/ pumped!” などが正解。

【ヤバめの和製英語2】「7 時にマンション出てリムジンで空港行くよ」

“I’m leaving my mansion around 7 a.m. and getting a limousine to the airport.” なんて言った時には “Wow!” ですよ。”mansion” は豪邸ですし、”limousine” はたまに街で見かけるあの長~いリムジンのことですから、とんでもないお金持ちと勘違いされます(笑)。
“apartment”、”shuttle bus” が正解。

【ヤバめの和製英語3】「彼ってドライだよね~」

“He’s dry.” というと「彼ってカサカサ」になってしまうので(笑)、状況によって”He’s cold / blunt / not emotional.” などが正解。

【ヤバめの和製英語4】「これサービスだよ」

日本では無料で何かを提供するときに「サービス」を使いますが、”service” に無料の意味はありません。
サービスといって一方的に何かを渡されると外国人は「お金とられるのかな?」と不安になっ
てしまいます。

“It’s for free.” が正解。

和製英語でも英語がデキる風に聞こえる技

こんな風に、意味が違ってくるようなヤバめの和製英語にはやはり注意しなきゃいけません。でも「予め覚えないと!」と気張る必要はありませんよ。相手が“ハニャ?”となっていたら、ドヤってこう言えばいいんです。

“It might be Japanese English, but we call it ‘power-spot’ in Japan. You know what?… like certain places where people can get spiritual energy.”
(たぶん和製英語なんだけど、日本では“パワースポット”って言うんだよね。知ってる? …なんていうか、スピ的なパワーをもらいに行く場所なんだけど)

“和製英語ではこうだ”と言い切った上で、”正しい英語はアナタが考えてよね”とシレッと相手に委ねる(笑)。そうすれば、だいたいの場合一緒に考えてくれて、”Ah…it’s like a spiritual hot spot?” みたいにアイデアをもらうことができます。

和製英語でもドヤって言えば英語ができない人とは見られませんし、相手と一緒に考えるという共同作業で心の距離がちょっと近づいたりも♪ オススメ!

それでは、Good luck !

 

[box class=”box28″ title=”この記事を書いたひと”][yoko2 responsive]

English Consultant
Yuri Horota

慶應大学、慶應大学院卒業後、丸の内の国際会計事務所でキャリアウーマン時代を経て現在は[Oh! Native English]を運営するDeLQ it.LLC[デルクイ]代表。光文社[Web女性自身]、レアジョブ[English Lab][アビタス][Randstad]などでのコラム執筆や講演活動、英語指導もこなす自由なビジネスウーマン。

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