グローバル化が進む日本、様々なシーンで使われる「英語」。 よく聞くフレーズなのに、いざ話そうとすると出てこないし今さら聞けない…なんて事は意外と多いもの。
そんな英語のお悩みや課題を、「非帰国子女でも英語でビジネスできる」をテーマに、イングリッシュコンサルタント保呂田友里が解決します。
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おうち時間満喫中 チーズフォンデュさん(30代)のお悩み
コロナの影響でずっと一人でお家にいるんですがだんだん人恋しくなってきて、コロナ騒動が終わったら「外国人が集まるパーティで婚活でもしたい」なんて思い始めました。
外国人男性にアピールするには積極的にいったほうがいいと聞きますが、婚活パーティとか行ったことなくてどうやってアピールすればいいかわかりません。
いきなりハグとかチークキスとか無理!とかも思うし…。保呂田さんはその辺どう思いますか?
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A. まずは皆さん、毎日お疲れ様です。
日本は海外のような完全なLockdownにはなっていないので不安の中通勤したり、こんな季節の良い時に自粛っていうのもけっこう酷だったり。いろんな気持ちが交錯しますね。
米のとある教授が “Uncertainty is the only certainty.”(不確かということが唯一確かなこと)と現状を表現したときは「ナルホド」と思ったわけですが、そんな不確かさの中で1つ言えるとしたら、日本は亡くなられた方の数も最小限にとどめながら頑張っていますよね。
実はそれって、“日本人のある特性” に関係があるじゃないかって思ったりするんです。
そしてそれが実はチーズフォンデュさんのお悩みにちょっと関係していて。
そこで今回は、初対面の外国人へのアピールの仕方についてお答えしましょう。
ハグ、チークキス、握手ってMUST?
外国人がハグ、チークキス、握手をしている場面ってよく見ると思いますが、そもそも外国人って “social distancing” の概念があまりないんです。
日本人は握手だって普段そんなにしないですよね? そう、日本人は “social distancing” が普段から確保できているんですよ。
だから感染の爆発の仕方が全然違うんじゃないかって思ってしまうくらい。
コロナショック、早く明けてほしいですが、コロナ明けでも外国人との “不要不急” の “3密” は避けたいって思いませんか?
でも、さすがに「婚活パーティでその辺避けてるようじゃあちょっとねぇ…」とジレンマですね。そんなことはありません!
外国人男性は日本人女性の奥ゆかしさにグッときたりするものです。
最初から「外国人慣れしてマース!」的なアピールは逆効果。
ここは日本人女性ならではの “social distancing” を絶妙にキープすることで逆に相手を虜にしていきましょう。
決め手は “奥ゆかしさと情熱の間”
★【奥ゆかしさ】最初の一言はコレで決まり!
“Hi, I’m ◯◯. I’m kinda nervous because it’s my first time coming to this kind of party.”
(◯◯です。今ちょっと緊張してる、こういう系のパーティ来たの初めてだから…)
★【情熱】会話の最後はコレで次につなげる!
“I feel like I have something in common, don’t you think?”
(なんかけっこう私たち共通点がある気がする、そう思わない?)
“Let’s keep in touch, definitely. I’m kinda serious.”
(絶対連絡とりたいな、けっこう本気かも)
それでは、Good luck!
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English Consultant
Yuri Horota
慶應大学、慶應大学院卒業後、丸の内の国際会計事務所でキャリアウーマン時代を経て現在は[Oh! Native English]を運営するDeLQ it.LLC[デルクイ]代表。光文社[Web女性自身]、レアジョブ[English Lab][アビタス][Randstad]などでのコラム執筆や講演活動、英語指導もこなす自由なビジネスウーマン。
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