テレワークがはかどらないのはなぜ?オフィスでの集中力を家で保つ方法

「仕事が在宅勤務になったけど、思うように捗らない!」「集中力が続かない(泣)」と悩みをお持ちの方も多いのでは?

新型コロナウイルスをきっかけに広がったリモートワーク。すっかり新しい仕事のスタイルとして定着したところも多いですよね。でも、周りの環境が違うだけで、自分が出せていたパフォーマンスが発揮できないという声もよく聞くようになりました。

ここでは仕事の効率を下げてしまう原因と、オフィスでの集中力を自宅でも保つ方法を紹介していきます。

テレワークだとつい怠けちゃう…集中できない理由

チャットなどオンラインのコミュニケーションに時間がかかる

在宅での仕事は、チャットやメッセージツールでのコミュニケーションがメインになります。オンラインでのやりとりだと、だらだらと会話が続いてしまう、切り上げるタイミングがわからないなどの問題が発生しがち。

過度なコミュニケーションによるストレスは集中力が落ちてしまう原因のひとつです。

また、連絡がとりづらいスタッフがいたり、そもそも接続に手間取るスタッフがいたりなど、ネットワーク環境の良し悪しも集中力に関わってきます。

コミュニケーションでの待ち時間が発生するため、その手持ち無沙汰な状況が集中力低下を招く要因になっているのでしょう。

報告連絡相談がないと業務が前に進まずスピードが上がらない

一人で考えごとに集中しやすい反面、行き詰まりやすい側面もあります。

人は、同僚や上司への報告や相談、部下の連絡といった会話の中で、自分の考えをまとめたり、ひらめきにつながったりするものです。

テレワークでは、仕事仲間との直接的なつながりが断たれてしまいます。そしてオンラインだと、相手からの返事を待つ状態も度々発生します。そのため、解決の突破口が見つからず、集中力低下につながってしまうのです。

一日のスケジュールを組み立てられていない

テレワークは、上司や同僚の目がないため気が緩みがち。

ギリギリまで睡眠がとれる、自分の好きなペースで仕事が進められるなど、自分を甘やかす環境をつくりやすいです。

仕事とプライベートの境界があいまいになるような仕事の仕方を続けていると、オフィスにいるときと同等の集中力は発揮できません。

ルーティーンの変化

仕事のオンオフとなるルーティーンがなくなると、リズムが崩れてしまいます。

朝7時に起きる、お気に入りのコーヒーを買ってから出勤する、隣の席の人とちょっとおしゃべりするなど、オフィスワークで行っていた習慣が変化し、集中力低下の原因になっているかもしれません。

すぐに身につけるのは難しいかもしれませんが「◯◯をしたら仕事」と、ルーティーンをつくって仕事のリズムを整えていきましょう。

適度な息抜きをしていない

一方で「オフィスワークの時ときっちり同じように働かなくては」と思い詰めるのは要注意です。

在宅でのテレワークは、スケジュール管理をしてくれる人が自分のほかにはいません。

出勤・退勤の境界が見えにくいため、やろうと思えば深夜まで仕事し続けることも可能です。

しかし、あまり長時間の労働はかえって集中力が長続きしません。かえって仕事効率が落ちてしまいます。

もうテレワークで怠けない!解決策はこれだ!

時間を区切って仕事をする

テレワークでの集中力を高める第一歩は「時間を区切ってやってみる」こと。

東京大学の池谷裕二教授の論文によると、「60分勉強したグループと15分×3の計45分で学習したグループでは、後者の方が成績が良かった」とあります。

さらに、順天堂大学医学部の小林弘幸教授によると、人間の集中力は90分程度しか続かず、それ以上は集中が途切れてしまう傾向があるとのこと。

どんなに優秀であろうと、何時間と集中力を継続させるのは難しいのです。

1時間頑張ったら少し立ってストレッチをするといったリフレッシュが大事です。

部屋着から仕事着に着替えて思考を変える

人は目に見える形で環境を変えることで、新しい作業に意識を切り替えやすくなります。

仕事を始めるときは、仕事用の服に着替える・仕事する用の部屋や専用スペースをつくるなど、オンとオフを切り替えるスイッチをつくるのも効果的です。

人間は、ドーパミンという神経伝達物質の活性化によって「やる気」が変化します。

ドーパミンを活性化させるには、何かしらの「行動」を起こすことが大切です。「まずは服を着替えてみる」といったアクションをしていきましょう。

定期的に運動する

筑波大学体育系の征矢英昭教授の研究によると、10分間の運動を行ったグループと、10分間座ってじっとしていたグループの両方に記憶テストを行ったところ、前者の方が高い記憶力を発揮できたとの結果が出たそうです。

テレワークはオフィスワークに比べ、一日中座ったままになりがち。

一日に1~2回は、適度な運動をするように心がけましょう。

音楽をかける

「BGMの効果及び問題点の研究」を発表した谷口葉月氏によると、「BGM自体が効率化に直接関わっていない」と結論づけてはいるものの、「好きな音楽を聴くことで、精神的な負担を軽減する・作業意欲が増すことが仕事効率化につながる可能性がある」と述べています。

つまり、音楽自体に集中力アップ効果を期待するのはなく、モチベーション維持目的なら効果的と言えるでしょう。

睡眠をしっかりとる

質の良い睡眠は、肉体的疲労回復効果だけでなく、精神的なストレスの回復またはストレス耐性向上にも効果的です。

特に、テレワークによる新しい生活様式は、「生活リズムの変化によるホルモンバランスの乱れ」により、睡眠の質が落ちやすくなるので要注意。

寝る前にストレッチをする、ぬるめのお湯で入浴する、毎日同じ時間に起きて生活リズムを整えるなど、無理なく毎日をすごせる方法を見つけましょう。

Zoomなどを繋いでわざと他者の目を用意

同僚や上司の目がないテレワークでは、だらけたり、スマホをいじったりしても注意する人間がいません。そのため、気が緩みがちになってしまいます。

適度な緊張感を保つためには、「一人」だと感じない空間をつくること。他者の目があると無意識のうちに「評価されたい」という心理になるためです。

Zoomといったオンライン会議機能やチャット機能を使って「他の人に見られている」という環境をあえて用意することで、集中しやすい空気をつくれます。

仕事の報連相はもちろん 自分から雑談をする

一人作業になりがちな在宅ワークは、孤独を覚えやすい状況です。

他者とのつながりを感じられない業務は、連携力不足により、仕事にも悪影響を及ぼします。

「今どんな感じですか」「この作業が終わりました」などの連絡をこまめに入れるところから始めましょう。

また、スキマ時間を使った雑談はオフィスにいるような雰囲気を感じられるのでおすすめです。

報連相は業務の滞りを防げるうえ、会話のきっかけづくりにもなり一石二鳥です。

オンオフのメリハリつけてテレワークを乗り切ろう 

テレワークはこれまでに主流ではなかった新しい働き方のため、慣れるまでなかなか大変かもしれません。

「自分流の仕事を始めやすい環境をつくる」「職場の人達とコミュニケーションをとる」「適度にリフレッシュする」を意識していきましょう。

オフィスいるとき以上に自分を律するのが大変だからこそ、オンとオフの区切りをしっかりとつけるのが集中力を保つコツ。

仕事もプライベートも上手にコントロールして、新しい生活様式を思いっきり楽しんでいきましょうね。

この記事を書いたのは
BE-SQUARE編集部

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