PMSで退職を考えた女性約6割 フェムテックでキャリアを諦めない選択を

女性に毎月やってくる生理。中でもPMS症状が重い人は、生理前に仕事の進みが遅くなったり、ミスが増えた経験があるのではないでしょうか？

全国の働く女性（正規雇用の会社員／公務員20〜44歳）を対象に調査（大塚製薬実施）を行ったところ、半数を超える女性がPMS症状で退職を意識していたことがわかりました。

2016年に「女性活躍推進法」が施行されてから、ビジネス、政界、様々な場面で女性活躍がより期待されるようになりました。しかし女性の活躍を阻む健康問題は数多く、特にPMSは多くの女性が悩んでいる症状ではないでしょうか。

今回はそんな女性の健康課題を解決するフェムテック製品を紹介していきます。

PMS症状が重い人ほど抱え込む　相談できない人が約6割

先ほど紹介した調査によると、PMS症状が重い人ほど周囲に相談できず、抱え込んでしまう傾向があるようです。

今でこそ女性の健康課題をオープンに話そうという運動が起きてきていますが、生理が社会的にタブー視されてきた背景から、「男性も多くいる会社で、PMSの相談をするのはハードルが高い」と感じている女性は多いのではないかと思います。

実際に「PMSについて、会社では誰にも相談できない／したくない」の設問について、症状の重い女性の約6割が「あてはまる」と回答しました。

また「PMSが仕事に支障をきたしたり影響があってはならないと思う」のという設問に対しては、症状が重い人の43.8%が「あてはまる」と回答。PMSがつらくても隠れ我慢をして働いている女性が少なくないことがわかりますね。

また、同じ女性でもPMS症状の重さは人によって様々。同性から症状の理解が得られず、厳しい目が向けられるのを恐れて働いている女性も多いかもしれません。

PMSが原因で退職を経験・検討した人は57.8%

「PMS症状が原因で退職を意識したことがあるか」について聞いたところ、PMS症状が重い人の4.8%が仕事をやめたことがあり、33.9%が「仕事をやめようか悩んだことがある」と回答しました。合わせて38.7%の人が退職を経験・検討しています。

また、管理職に登用される機会があった女性にも調査を行ったところ、症状が重い人の41.1%が「仕事を辞めようと悩んだことがある」、16.7%が「仕事を辞めたことがある」と回答。合わせて57,8%、つまり2人に1人以上が退職を意識していました。

2人に1人以上とは驚きです。管理職や昇進など、責任のある仕事になればなるほど周囲に迷惑をかけてはいけない意識から、退職を検討する女性が多いのかもしれません。

フェムテックで 自分のキャリアをもう諦めない

女性のキャリアに大きな影響を与えるPMS。続々と開発されるフェムテック製品を使用すれば、キャリアを諦める選択をしなくていい可能性があります。自身の健康問題で今の仕事を続けるのが難しいと感じていたら、ぜひフェムテック製品を活用してみてください。

また生理前にやってくる精神的・身体的な症状に悩まされていたら、大塚製薬が出している『PMSチェック』を試してみるのもおすすめですよ。診断結果によっては婦人科受診をすすめられることもあるので、自身の症状が婦人科へ行く程度なのか迷っている方はぜひ確認してみてください。（PMSチェック：https://www.otsuka.co.jp/pms-lab/check/）

そこでここからは、つらいPMS・生理から救うフェムテックアイテムをご紹介。自分の体をコントロールすることは、自分のキャリアをコントロールすることにつながります。生理前にパフォーマンスが落ちると悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。

つらいPMS・生理におすすめのフェムテックアイテム

オンラインピル診療サービス（mederi Pill）

アミーライナー（amïee）

ソフィ ソフトカップ（ユニ・チャーム）

吸水ショーツ（Nagi）

女性がもっと活躍しやすい社会へ　

女性がもっと社会で活躍してほしいと思う一方で、女性にはPMS、生理痛、妊娠・出産、更年期など、社会進出の弊害となる健康課題はいくつも存在します。

そんな健康課題を解決するのがフェムテック。PMSや生理中の不快さを和らげる製品も数多く発売されており、その種類も様々です。フェムテックで理想のキャリアを実現できますように。応援しています！

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