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HSPが怒られたとき引きずらないための具体的な対処法5選|生きづらい原因は?

仕事や友人関係、さらには心を許せるはずの家族間でも人付き合いに関して疲れると感じたことはないでしょうか。また自分には関係のない他人に向けられたきつい言葉で、必要以上に落ち込んでしまったり…もしかするとそれはHSPという性質が原因かもしれません。

今回はHSPの特徴や性質、HSPの悩みあるある、またHSPの人が怒られて引きずってしまうときの対処法を解説します。職場で怒られたときや嫌なことがあったとき、少しでも気持ちが楽になりますように。落ち込んだときに自分でできる対処法として参考にしてくださいね。

HSPの行動や症状をわかりやすく説明

クッションを抱く人

HSPとはHighly Sensitive Personの略で、『生まれつき感受性が強く、情報や刺激を過剰に受けやすい気質の人』を意味します。

物事を人よりも深く処理して必要以上に考え込んでしまうため、疲れやすいことも特徴です。

また他者との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすいこともあります。そのためマイナス思考やネガティブな感情の人といる場合には、その空気感に飲み込まれてしまうこともあるかもしれません。

さらに他人が気づかないような些細な刺激によく気づくため、人混みや大きな音、光などに弱いこともHSPの特徴です。その結果、日常生活の些細なことでもストレスを感じてしまうことがあります。

HSPの特徴や性格

勘違いされることもありますが、HSPは病気ではありません。HSPとはその人が生まれ持った気質や性格のことをいいます。それを知った上でHSPの特徴や性格を知ると、生きづらいと感じる自己の理解に役立ちます。ここではHSPによく見られる特徴や性格についてご紹介します。

自己肯定感が低い

HSPは自己肯定感が低いといわれます。対人関係において上手くいかないことがあったときに、HSPは自分を責めてしまうことがあります。またなにか起こったときに、必要以上にくよくよと悩んでしまうこともあるでしょう。これは自己肯定感の低さが原因です。HSPはたとえ相手が悪くても、自分の言い方だったり態度が悪かったのではと自分が悪いと思い込んでしまうことがあります。繊細で傷つきやすく、さらに相手のことを自分よりも優先して考えてしまうため、自分を肯定する気持ちが薄れてしまうことが原因です。

自分よりも他人を優先してしまう

自分よりも他人を優先してしまうのもHSPの特徴です。その場の空気を敏感に感じてしまうHSPは自分を犠牲にしてしまうことがよくあります。例えば学校や職場の仕事で他の人がやりたくない雰囲気を醸し出していると、たとえ自分がしたくないことでもHSPは頼まれるとやってしまいます。断ることでその場の雰囲気を悪くするよりも、自己犠牲の方が楽だと考えてしまうのが原因です。自分の気持ちよりも他人の気持ちに重きを置いて行動してしまいます。

考えすぎてしまう

考えすぎてしまう性格もHSPの特徴です。他人が言った些細なことでも、なにか深い意味があるのかと考えすぎてしまうことがよくあります。そのため友人や家族の何気ない一言に傷付き、引きずってしまうこともあるかもしれません。また本当は言いたいことがあるのに、相手の気持ちを考えすぎた結果気後れして言えないことも多いのではないでしょうか。

他人の気分に左右される

HSPは他人の気分に自分の気分がよく左右されることがあります。人の気持ちがわかりすぎてしまうHSPは感受性が豊かで、共感性が高いといえます。その一方で他人の気持ちがわかりすぎてしまうが故に、相手の気分に同調しすぎてしまうことがあります。ネガティブな人やマイナスな感情が強い人といると、自身まで暗い気持ちになってしまうことがあります。また自分以外の人が怒られているときに自分まで怒られている気分になって落ち込んでしまうのは、行き過ぎた共感性が原因かもしれません。

HSPを感じる瞬間あるある

HSPであることを理解するだけでも、生きづらさが軽減されることもあります。ここからは自分はHSPだと感じる瞬間あるあるをご紹介します。苦しんでいるのは自分だけじゃないと知ることで、気持ちが楽になるかもしれませんよ。

生きづらいと感じる

生きづらいと感じるのはHSPあるあるです。生きづらいと感じる理由は様々ですが、人付き合いで感じることがやはり多いのではないでしょうか。HSPは人との距離感がわからないという方もいます。そのためたとえ仲の良い友人や家族とであっても、一緒にいると変な気を遣ってしまい疲れることがあります。また他人のきつい言い方に弱いのもHSPにはよくあるため、自分のことでもなくても他人が怒られている時は萎縮してしまうことがあるかもしれませんね。他人の気持ちを必要以上に察してしまうのは、生きづらいと感じる原因かもしれません。

人の気持ちがわかりすぎてしまう

人の気持ちがわかりすぎてしまうのもHSPあるあるです。共感性が高く、人の気持ちに左右されてしまうことも多いHSP。自分が言った言葉はもちろん、他人が自分以外に言った言葉にさえ言われた相手が傷ついていないかと考えてしまうこともあります。そして他人の気持ちがわかりすぎてしまうが故に、気疲れしてひとりになりたいと考えることも多々あるのでは。他人の言動や自分の言動を振り返ると、考えすぎて眠れないことも日常茶飯事です。

他人から嫌われやすい

他人から嫌われやすい、または他人から嫌われていると感じることもHSPあるあるです。HSPは人一倍繊細であることと、人の気持ちがわかりすぎてしまうことによって、他人の意見に合わせてしまうことがよくあります。そのため無難な人、自分の意見を言えないつまらない人というレッテルを貼られてしまうこともあるかもしれません。またその結果他人から嫌われてしまったり、他人の無関心な態度を深く考えてしまい、嫌われていると感じてしまうことも。またHSPさんはひとといると疲れを感じる場合があります。そのためひとりになりたい気持ちが強く、結果的に人を遠ざけてしまうこともあるでしょう。

怒られたとき必要以上に引きずってしまう

HSPは真面目な性格の人が多い傾向です。その理由として「怒られたくない」というのが理由のひとつに挙げられます。HSPは怒られると、必要以上に気にしてしまい落ち込んでしまいます。また人が怒っている、不機嫌になっているその雰囲気自体が苦手なひともいるでしょう。さらに怒られることによって、自分の人格が否定されていると感じてしまうこともあるかもしれませんね。怒られるのが苦手な原因として、怒られることを避けて生きてきた可能性があります。その場合怒られること自体に慣れていないため、いざ怒られたときに耐性がなく引きずりすぎてしまうことも。

HSPが怒られて引きずっているとき、どのようにして立ち直ればいいのでしょうか。次はHSPが怒られて落ち込んだときの対処法をご紹介します。

HSPが怒られて引きずってしまうときの対処法5選

HSPは怒られて落ち込んだとき、気持ちを必要以上に引きずってしまうことがあります。ここからはHSPが怒られて落ち込んだときにできる対処法をご紹介します。自分に合った楽になる方法を見つけてくださいね。

自分なりの気持ちの切り替え方を考える

怒られたときに自分なりの立ち直り方法やルーティーンを考えておくのはいかがでしょうか。例えば自分の好きな音楽を聴いたり、お気に入りの香りを身につけてみたり。また一度物理的にひとりになってみるのも、HSPが気持ちを落ち着かせるためにおすすめです。気持ちの切り替えができる行動をいくつか持っておくと、落ち込みが長続きしたり、パニックになるのを抑えられますよ。

気持ちを我慢しない

怒られて引きずってしまうとき、気持ちを我慢しないことも大切です。自分はいまどのような気持ちなのかを客観的にみてみるのもいいでしょう。そのために自分の気持ちを紙に書き出したり、スマホでメモしてみるのもおすすめです。自分が傷ついていること、怖がっていることを明らかにすることによって、HSPである自分への理解を深めてあげましょう。またそうすることによって、再度同じような状況になったときの対処法ができますよ。

自分の人格が否定されているわけではないことを理解する

相手があなたの行動や事柄に怒っている場合でも、HSPは自分自身が否定されていると思い込んでしまうことがあります。たとえば求められているタスクが時間内にできなかった場合、HSPは【求められていることができないダメな自分】というように自身の人格否定の方向で考えてしまいます。もしかすると相手は時間内にできないことを報告しなかった行為自体に怒っているだけかもしれません。それを自分はダメなんだと思い込んでいるのは他でもないあなた自身です。たとえ怒られたからといって、あなたの人格が否定されたわけでないことを覚えておきましょう。

今後に活かす方法で考える

怒られて落ち込んでしまうのは、自分がダメな人間だと考えてしまう思考が原因かもしれないと上記で紹介しました。怒られた原因を自分にする、その考えに固執するのではなく、今後に生かす方法で考えてみるのはいかがでしょうか。今回怒られたことによってなにが悪かったかを理解できたので、次からは気をつけようという思考にもっていきましょう。失敗したことによって、自分の行動パターンを理解する手助けにもなります。そうすると同じ過ちを起こさないようにと、次からの行動を考えることもできます。

信頼できる人に相談する

HSPさんは相談が苦手かもしれません。なぜならば感受性が強く人の気持ちに敏感なため、自分のことを相談することによって相手がどう感じるのか、また相手が自分のことをどう考えるのかに敏感になってしまうためです。それでも怒られて引きずってしまい、気分が戻らないときは信頼できる人に相談してみることをおすすめします。自分の気持ちを他人に伝えることで、気持ちが落ち着くこともあります。もしも身近に信頼できる相手がいないのならば、ネット上でもいいかもしれませんね。自分の安心できるコミュニティで自分の気持ちを吐き出してみてください。共感してもらうだけで楽になることもありますよ。

怒られたとき、必要以上に引きずってしまうHSP。HSPが怒られて落ち込んだときには自分なりに立ち直るための切り替え方を持つことが大切です。また怒られたからといって、あなた自身が否定されているわけではないことを理解してくださいね。気持ちを我慢せず、爆発してしまう前に信頼できる人に相談しましょう。

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