今回は自分に合った副業の見つけ方から、実際に始める際の公的手続きの方法、知っておくべき税金の知識などをわかりやすく紹介します。
自分にとってベストなパラレルキャリアを築いて、人生をもっとエンジョイしちゃいましょう!
会社を辞めないで働きたい!オススメの働き方と職種
副業をするなら、空いた時間に決められたタスクを完成させる委託型、本業の出勤時間以外でシフトに入る時給・日給型の2つの働き方が考えられます。
まずは、自分に無理のない副業の「内容」と「働き方」をかけ合わせて考えてみると、おのずと自分に合った副業が見えてくるはずです。
副業前に知っておこう!働き方別のメリット・デメリットを紹介
会社員
メリット
- 給料が保証されている
- 保険、有給休暇、育児・介護休暇など福利厚生が手厚い。お得な社員割引制度がある会社も。
- ローン審査やクレジットカード審査に通りやすく社会的な信用度が高い
- チームで進める仕事が多く、同僚と協力して仕事ができる
デメリット
- 通勤時間が発生する
- 人事異動で希望の仕事に就けない場合もあり仕事の自由度が低い
- 給料の大幅アップは期待しにくい
フリーランス・自営業
メリット
- 仕事内容や仕事相手を自分で選べる自由度の高さ
- 働いた分だけ稼げる
- 時間の融通が利く
デメリット
- 収入が安定しない、収入が安定するまで時間がかかる
- 1人での作業が多く孤独感がある
- 確定申告など手続きの手間がある
副業におすすめの職種3選!必要スキルも紹介
《Webライター》
WEBページやブログ記事など、依頼内容に沿って文章作成をするお仕事です。依頼される文章テーマは多岐にわたり、自分の得意な分野を選んで執筆できます。
基本的には在宅OKで、自分のペースで進められるのが大きなメリット。単価は1文字●円、1記事●円などと提示されることが多く、実績を増やすことで単価アップも望めます。
基本的な文章力があれば始められますが、コンテンツマーケティングやSEOといった知識も必要になってくるお仕事です。
《データ入力》
データ入力は、名刺やアンケート用紙、議事録など紙に記載された内容をPCに入力してデータ化するお仕事です。
基本的なPC操作ができれば誰でも簡単に始められるため、在宅でスキマ時間に副業したい人におすすめ。
ただ、1件ごとの報酬単価は低めなので、安定した収入のためには数をこなす必要があります。基本的なPC操作スキルと合わせて、使用ソフトの知識があるとスムーズに数をこなせるでしょう。
《飲食店》
飲食店でのホールやキッチンスタッフは、シフト制が基本。そのため、夜間や休日など、自分の希望する時間帯や日数で働くことができます。
自宅や勤務先近くで求人を探しやすく、時給制や日給制で働いた分だけ報酬になるので確実性があります。
仕事内容にもよりますが、接客スキルのほか注文をとったり調理したりと、ややマルチタスクも求められるでしょう。
働き始めとして使えるツール・サービス
仕事を得るサービス
ランサーズ、クラウドワークスなど
まずチェックするべきはクラウドソーシングサービスです。業界NO.1の案件数(2,121年5月時点)を誇るクラウドワークスでは、データ入力やブログ記事作成、ロゴやイラスト作成、事務作業代行など、初心者からでも始められる案件が多数募集されています。
ランサーズも有名な大手クラウドソーシングサービスで、副業の人はもちろん、フリーランス専業の人向けのハイレベル案件も多く募集されています。
収入と経費を管理するなら
会計ツール freeeなど
仕事を受けるようになると、報酬の管理や確定申告などの税務管理が必要になります。そんな時におすすめなのが「freee」という会計ツール。請求書の作成や出納帳の記録、確定申告書の作成などが簡単な操作で行える便利なソフトです。
個人向けの利用料は月額980円~ですが、30日間の無料トライアルがあるので、初めての確定申告の際などにぜひ試してみてくださいね。
自分のスケジュール・タスクを管理するなら
Trello または カレンダー
本業と副業をうまく両立させていくために、思いついたことを書き込んでいける「Trello」スケジュール管理ツールが人気です。
カード形式でTODO事項やアイデアメモなどを記録していって、あとでタスク状況を管理したり、カレンダー形式でチェックしたり、ほかの人と共有することもできます。
儲けが大きくなりそうなら準備しておこう
副業収入が20万円を超えるなら確定申告が必要
1年間で副業による所得(売り上げから経費を抜いた金額)が20万円を超える場合には、所得税が発生するので確定申告が必要です。
また、年間20万円を超えてなくても、副業先の給与から所得税が天引きされている場合も。確定申告するkとで、払いすぎていた所得税が還付金として戻ってくる可能性があります。
開業届は出しておくべき?青色申告承認申請書は出しておく?
フリーランスとして継続して収入を得ている、不動産での投資をしているなど、事業として認められるレベルの場合は、開業届を出した方がよいでしょう。
開業届出して青色申告をすることで、経費の範囲が広がったり、税金の節約になったりなどのメリットがあります。
今働いている会社に副業が知られるきっかけは住民税の払い方
副業収入があると、所得税とは別に住民税が発生するため、住民税を給与から天引きする「特別徴収」を行うと、本業の会社に知られてしまいます。
確定申告時に「普通徴収」を選択しておくことで、副収入の住民税は個人で支払うこともできるのですが、会社員はすべて特別徴収になってしまう自治体もあるようです。
就業規則として副業が禁止されている場合は、トラブルになる可能性があります。副業を安定して継続するためには、勤務先の理解を得られるよう交渉してみるのが最も安心かもしれませんね。
軌道修正はいつでも可能!パラレルワークを始めてみよう
副業をOKする企業も増え、在宅ワークへのハードルも下がる昨今、初心者でも気軽に始められる副業の募集もどんどん増えています。
本業のキャリアを生かすのもよし、気になっていた分野に挑戦してみるのもよし、パラレルワークであなたの新しい「やりがい」が見つけましょう♪