テレワークのため自宅で仕事から出る機会が減り、外出しても「マスク必須!」という昨今。
息苦しい時間が続きますが、美容整形のダウンタイム(元の状態まで回復する時間)が必要な美容医療をするには、今がチャンスかもしれません。
やっておきたい美容整形
マスクで隠せる顔まわりの整形は?
鼻整形
顔の中心にある鼻は、顔の印象に大きくかかわる部位です。
「アジア系らしい、だんご鼻(鼻先が丸い)を改善したい」「鼻の孔・小鼻を小さくしたい」など、鼻に関するコンプレックス解消には、鼻筋・小鼻整形がおすすめです。鼻筋がとおり、小鼻が小さくなることで、すっきりとした鼻を目指せます。
鼻整形の手術後には、痛みや腫れなどが引くまでに3日間~2週間程度のダウンタイムが必要。マスクはもちろん、伊達メガネなどで鼻筋も隠すようにすれば、手術したと分からないでしょう。
難易度の高い鼻翼縮小術や鼻骨の骨切りをともなう手術は症状が落ち着くまで時間がかかるため、在宅勤務の方なら受けやすいかもしれません。
口の整形
口の悩みもそれぞれ。「口角が下がっており、老け顔に見える」「唇の形や厚みを改善したい」「笑うと歯茎が見えすぎている(ガミースマイル)のが気になる」、「歯並びの悪さを改善したい」などさまざまです。
歯科でできるのは、ガミースマイルや歯並びの治療です。歯列矯正中は、ワイヤーが目立つのが気になるという方でも、マスクで隠せるので今の時期に始めてもいいかもしれません。
口元の形や唇の厚みといった治療は、美容整形クリニックで行えます。比較的すぐにできる注入治療のほか、骨の形から変える大がかりなものまであるので、カウンセリングを受けてから決めましょう。
口元の美容整形は最短で即日手術ができ、ダウンタイムが数日程度のものも。ただし、矯正手術は数か月~3年程度は治療期間がかかります。しっかり計画して、理想の口元を目指しましょう!
輪郭の整形
エラが張っている、頬骨が出ている、あごがたるんでいるなど、輪郭の悩みは骨からくるものと皮フのたるみとに分かれます。
特に、加齢とともにどうしても下がってくる輪郭周りのたるみが気になる方もいるでしょう。近年はスマホの使い過ぎで下を向く時間が増え、10代からあごにたるみが出てしまう方も。
皮ふのたるみには、特殊な糸を入れて引っ張り上げるフェイスリフトのほかに、ハイフという電磁波を当ててリフトアップを目指すものなどがあります。輪郭の形を変えるには、外科手術で骨の形から変えていきます。
電磁波や超音波を当てる施術のダウンタイムはほとんどありませんが、フェイスリフトだと2週間ほど。外科手術はさらに時間がかかるでしょう。
シミ・しわ対策
シミの中でも、色素沈着によるシミにはレーザー治療が一般的。トラネキサム酸やハイドロキノンなどを使った薬も利用できます。レーザーのダウンタイムは1週間程度。かさぶたのようにぽろっと取れると言われています。
お肌を刺激してコラーゲンの造成を促す「ダーマローラー」は、数日程度のダウンタイムでOK♪
このほかにも、「ヒアルロン酸注入」や「ボトックス注射」、また、数時間程度でお化粧ができる「イオン導入」など、お肌の美容整形はさまざま。腫れや赤みもマスクで隠せれば、目立ちません。
外出自粛で出かけられないからこそ体の整形も
脂肪吸引
脂肪吸引は、吸引する範囲にもよりますが体への負担が大きい施術です。そのため、外出自粛や在宅勤務など、外へ出る機会が少ない今だからこそ、受けやすい施術とも言えます。
脂肪吸引のダウンタイムは、腫れや内出血が収まるまで数日から2週間ほどです。シャワーは2日後からOK。ただし、吸引口の抜糸が終わるまで入浴は控えましょう。血の巡りが良くなると腫れや内出血のリスクが高まりますので、激しい運動も2週間ほどは控えましょう。
豊胸手術
豊胸手術のダウンタイムは、脂肪豊胸、ヒアルロン酸、シリコンバッグなど、施術方法によって異なってきます。
ヒアルロン酸は時間経過とともに体内に吸収されていくため、ダウンタイムも短め。ですが、シリコンバッグ挿入はある種異物を入れることになるので、ダウンタイムも長めです。長い人だと1か月ほど筋肉痛のような痛みが続きます。
「プチ整形」でもリスクがあることを忘れずに!
レーザーや注入など、切開をともなわない整形を「プチ整形」と言いますが、短い時間で済むというだけでリスクはあります。
例えば、鼻筋を通すために「ヒアルロン酸」を注入するだけでも、異物が体内に入るわけですから人によってはアレルギーで腫れてしまうことがあります。また、医師の腕が悪いと思った位置に注入してもらえない、血管や筋肉を傷つけてしまったという取り返しのつかない事故も起きています。
そうしたリスクがあることを知ったうえで、クリニックを選ぶようにしましょう。
腕の確かな医師がいるクリニックを選ぼう
美容整形を行うときは、腕が確かな医師をさがすところから始めましょう。口コミや評判はもちろん、医師の経歴がしっかりしているかなどもチェックポイントです。また、実際にカウンセリングを受けて、「この人になら任せても良い」と思える医師かを確認してくださいね。