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Fashion

【サステナブルファッション】私たちでもできることって?

近年よく耳にするようになった「サステナブル」という言葉。

ファッションの世界でもサステナブルファッションと呼ばれるジャンルが注目を集めているのをご存知でしょうか。

サステナブルファッションの意味や私たちにできることなどについて解説します。

そもそもサステナブルファッションって何?

サステナブルとは「持続可能」という意味を持つ言葉です。

自然環境を意識した取り組みをサステナブルと呼び、ファッション業界ではサステナブルを意識したブランドが増加傾向にあります。

フェアトレードやアニマルフリー、石油由来の繊維を使用しないことなどが取り組みの一環です。

人間がこれからもファッションを楽しむために、オシャレなだけじゃなくて自然環境やエネルギー・労働環境問題にも配慮が必要。

どこで生産されたのか、材料等はエコ的な視野が入っているのか、こだわりを持つサステナブルファッションが注目されています。

サステナブルファッションの取り組み

アニマルフリー

皮革や動物性の素材を使わずに作られる製品を指します。動物性素材はファッションの陰で犠牲になる動物が存在しているということ。

野生動物の乱獲は自然の生態系を崩します。アニマルフリーとはつまり、動物をファッションの犠牲にしないという考え方です。

オーガニックコットンを使用

ファッションに欠かせないコットン生地は、Tシャツ一枚生産するために2,700リットルの水を使用していると言われています。

一方、オーガニックコットンは合成化学物質を使わずに生産されることから、243リットル程度での生産が可能。水も決して無限ではないことから、オーガニックコットンの使用が推奨されています。

フェアトレードを行う

フェアトレードとは「公平な貿易」。先進国の利益のために、発展途上国が不利益を被る条件で貿易が行われている、そんな現状を打開するための活動です。

人件費や原材料の安い発展途上国は、先進国の自国経済のために不利な条件での労働を強いられています。フェアトレードを行うメーカーのファッションを取り入れることで、公平さに貢献できるという考え方です。

受注生産を取り入れる

受注生産もサステナブルファッションのひとつです。在庫の充実のために、売れるか分からないものを生産するのは無意味。

顧客からの注文を受けての生産であれば、売れ残りを防げます。無駄にならない受注生産の徹底は、エコ的観点に優れている取り組みです。

リサイクルする

不要になったファッションをリサイクルするのも、立派なサステナブルです。捨てるとゴミになってしまいますが、リサイクルすることでゴミを減らせるのです。

1人のリサイクル量は微々たるものでも、多くの人がリサイクルを意識することで、環境への影響力が高まります。

ヴィンテージ

新しい商品ではなく、アンティークやヴィンテージと呼ばれる古さを上手く活用したファッションを楽しむのもサステナブルファッションです。

今のファッションに古さをマッチングさせる取り組みは、個性的なセンスとしても受け入れられています。

リユース

不要になった品を、フリマアプリやオークションを活用して他の人に譲るリユース。比較的身近な手法もサステナブルと言えます。

まだまだ着られる衣服を捨てるのではなく、他の人に使ってもらうよう配慮するリユースはすぐにでも実践できる身近な取り組みです。

消費者ができるサステナブルファッションって?

消費者ができるサステナブルファッションについては、以下の方法があげられます。

素材情報を確認する

商品を購入する際、見た目や機能性に加えて素材情報もチェックしてみましょう。

原材料に何が使われているのかを確認することで、サステナブルではない製品かを見分けられます。

そうして感覚を養うことで、よりサステナブルファッションへの理解も深まるでしょう。

愛用できる服を選んで購入する

飽きずに使える製品を購入するのも大切なポイント。

飽きの来ないデザインであれば長く使うことができ、その分余分な買い物をせずに済みます。

また、飽きて捨ててしまうことも減るので、エコにも貢献できるでしょう。一人ひとりが意識することが大切です。

古着を購入する

新品ではなく古着を購入するのも良い方法です。

リサイクル的な観点からも素晴らしいことですし、古着選びも楽しいものです。安価で購入できることも多いので、お財布にも優しいですよ。

再利用できるか考える

不要な服を処分するのではなく再利用できるかを考えてみるとよいでしょう。

捨てるだけなのか、一部分だけでも活用できるのか、あるいは資源を再利用できるのかなどを考えるところから始めてみましょう。

実際に行動に移せるようになれば、省エネやエコにつながります。

洗剤の仕方も一工夫する

製品だけではなく洗濯を工夫することもサステナブルの一環です。

例えば洗剤選びですが、自然に優しい成分で作られている商品を使用するだけでも立派な自然配慮といえます。

また、水の量を適量にする、なるべく自然の力で乾かすといった方法も取り入れてみましょう。

サステナブルを意識した生活を心がけてみよう

エネルギー消費を適切にし、自然環境や労働者に優しいのがサステナブルファッションの特徴です。

服を選ぶところから手放すまで、一連のなかでできることから始めてみましょう。

  • Profile
Arlie

BE-SQUAREのライター兼編集者。働く女子が仕事・私生活で役立つ情報を発信。Twitterでは仕事しながら見つけた便利ツールや日々のことをゆるりと投稿しています。

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