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玄米、全粒粉、キヌア…白い炭水化物を茶色い炭水化物を置き換えボディメイク

今年もあっという間に2月に入りました。前回のコラムでは、過剰な糖質オフダイエットのマイナス点を紹介しましたが、手軽に取り入れやすい糖質オフダイエットでは、ストレスも大きく、リバウンドしやすいのが難点でした。最近では、炭水化物をうまく選んで食べて、味方につけることで、ストレスも少なく“健康的”に痩せることができると考えられています。

炭水化物には、“白い炭水化物”と、“茶色い炭水化物”の2種類があります。白い炭水化物とは、精製された炭水化物のことで、白米やパスタ、うどん、小麦粉を使ったパンなどです。茶色い炭水化物は、精製されていない炭水化物のことで、玄米や全粒粉を使ったパン、十割蕎麦などのことを言います。また、キヌアも茶色い炭水化物です。

精製された炭水化物からは、本来の米や小麦に含まれていたビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養分が取り去られ、栄養素はほぼ糖質のみ。食べると急激に血糖値が上昇し、太りやすい上に糖尿病のリスクも上昇させてしまいます。また、上がった血糖値を下げるために分泌されるインスリンの量も増え、老化を促進させてしまいます。白い炭水化物は、アンチエイジングにも大敵なのです。

一方、茶色い炭水化物には、必要な栄養が詰まっています。例えば玄米に含まれる栄養素を見てみると、白米と比べ、鉄は2・5倍、マグネシウムは約5倍、カリウムは約2・5倍、ビタミンBは、2〜5倍もの差があるのです。茶色い炭水化物は外皮などに栄養が豊富なので、白い炭水化物でなく茶色い炭水化物を食べている人ほど、糖尿病だけでなく、心臓病や脳卒中、早期死亡のリスクも低いことが報告されています。

白い炭水化物を、茶色い炭水化物に置き換えることは、血糖コントロールに良い影響をもたらし、健康的でスリムな身体を手に入れることに繋がります。全てを置き換えることは無理でも、少しずつ意識してみると、身体が変わってくるはずです。2023年、習慣を整えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたひと
Mayumi Sekino

合同会社SIACO代表。二児の母。看護師、保健師、CBDアドバイザー、子育て心理カウンセラー資格所有。看護師、ライター、モデルの活動を経て、人々の心身のサポートを考え、CBDに着目。2021年、CBDブランドSIACO(シアコ)を立ち上げる。

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