結婚は縁があればと考えているうちに、アラサーと呼ばれる年代になってしまった…。
友人が結婚や出産したと聞くと焦るばかりで、具体的なことを考えるのが不安になるときがありますよね。
今回はアラサーの独身女性が感じやすい3つの不安要素と、その解決策について紹介しています。取れるステップから取り入れてみてくださいね。
将来の自分のこと
今の仕事を続けるのか転職するのか
アラサーになると、キャリアアップが現実味をおびてきます。そのため、「今の職場で成長しつづけられるのか」「同じ仕事を続けていてもいいのだろうか」と感じる女性は多いようです。
新入社員の頃とは違って、上司と後輩の間で悩みがつきないと考えている方もいるのではないでしょうか。
今の仕事に不安や不満を感じている場合は、自分の気持ちを見直して転職を考えてみるのもありです。
仕事が忙しくて転職準備の時間が取れないのであれば、転職エージェントサービスを利用するといいでしょう。面接のセッティングや業界調査などを代行してもらえます。
老後資金をどうするか考えよう
今パートナーがいる方も、そうでない方も老後資金について考えておくことはマスト。安定した老後の生活を送るには2,000万円から3,000万円ほどの資金が必要と言われています
老後資金を作るうえで注目されているのが、「iDeCo」などの個人型確定拠出年金です。
60歳までの期間に積立・運用した資金を年金や一時金として受け取れる制度なので、始めるのが早いほどGood!
このほかにも、運用益が最大20年間非課税になる「つみたてNISA」も老後の資金作りとしておすすめ。どちらも、FXや仮想通貨投資に比べるとローリスクなのも魅力です。
親の介護のこと
介護の知識をつけておく
親の介護のこともアラサー女性が不安に感じる要素のひとつ。兄弟姉妹間で親の介護を分担できる方もいますが、一人っ子の方は一人で両親の介護をする可能性もでてきます。
まずは介護についての基本知識から勉強し始めるのがおすすめ。
東田勉著の「親の介護をする前に読む本」は介護にかかる費用や介護施設の利用法、介護保険の使い方のような基本的なことから、認知症医療やターミナル医療までを網羅しています。
将来的に親の介護に携わる可能性のある方は、一読しておくと焦らずに準備を行えるでしょう。また、両親と話し合ってお互いの考える介護像をすり合わせておくことも大切です。
民間の介護保険で資金に余裕を持たせる
親の介護に備えるなら、民間企業が提供する介護保険の利用も検討しましょう。たとえば、ロードサービスで有名なJAFや大手航空会社のANAなどが「親介護保険」を取り扱っています。
親介護保険には親の代わりに子が申し込め、要介護状態と認定された場合に介護一時金として最大500万円が支払われます。
一般的に介護費用の総額は500万円前後と言われているので、親介護保険に加入していれば両親が要介護になった場合の介護資金を確保できて安心です。
アラサー世代にとって介護は馴染みの少ないワードですが、将来の自分に関わる問題でもあります。今のうちから介護について勉強しておくと、余裕を持って対策ができます。
結婚のこと
出会いがないと言い訳にしていませんか
結婚願望はあるけれど長続きしなかったり、今の彼氏とこのまま結婚してもいいのかと不安になったり、悩みはつきません。また、彼氏がほしくても「出会いがない!」というお悩みもあるでしょう。
男性と出会うきっかけがなかなかない女性には、合コンやマッチングアプリの利用、婚活パーティーへの参加が有効です。
いろいろと理由をつけて場に出向かないのは、「明日からダイエットする」と言ってお菓子を食べているようなもの。今日から婚活を始めましょう!
自己分析で自信をつけよう!おすすめ書籍も紹介
結婚はしたいけど積極的な行動が取れない方は、自己分析をしてみましょう。
最後の恋から時間が経ちすぎて「私に恋愛なんて…」と思っている方は、「恋愛自己肯定力 LESSON 『私なんて』フィルターを外す38のヒント」を読めば自己肯定感を高められます。
また、結婚できない自分を責めてしまいがちな方には「10年婚活理論 4か月で結婚するか?10年後も独身のままか?」がおすすめ。今の自分を受け入れることで自信になります。
自己分析で恋愛に対する自信を高めて出会いの場に行きましょう。自己分析は恋愛面だけでなく仕事面にも役に立つので、キャリアアップにも一役買ってくれます。
不安を解消するなら行動あるのみ!
真面目なアラサー女性ほど、将来について多くの悩みを抱えがちですが、悩んでいても不安はなくなりません。不安を解消したいなら、自分からアクションを起こす必要があります。
今までの習慣を変えたり、新しいことに挑戦したりするのは少し勇気がいるもの。将来のことは誰にもわからないからこそ、自分で行動を起こして道を切り開いていくことが大切です。
不安を解消するために勇気を出して、大人女子らしくカッコよく行動をスタートさせましょう!