今年のトレンドはカラーメイク。今までブラウンメイクばかりでなかなかカラーって手を出せないと思っている人もいるかもしれません。冒険して失敗したくないし…。
そんな人はまねるところから。パレットによくあるけど、なかなか使えない色を使って簡単にできるカラーメイクを始めましょう。
秋冬向けきれいめ大人色をチョイス
カラーメイクをきれいに仕上げていくには色をきれいに出すことを意識しましょう。そのためのポイントは大きく3つ。
アイシャドー下地を使う
中間色を軸に色を入れていく
締め色を自分の目の形に合わせていれる
マスタードイエローはゴールドの周辺色「山吹色」に近い黄系色。これをベースとなる「中間色」として使います。
目尻に入れる紫はピンクにも近い、明るめをチョイス。メイク全体の雰囲気を作り上げる色です。
アイライナーはCANMAKE TOKYOのクリーミータッチライナーを使用。
上品で印象的なガーネットバーガンディ(右)をチョイス。締め色として用います。
黄色を合わせることで派手すぎず、カラーメイク感がグッと上がります。
モデルはくっきり二重目。 @mayukoembroideryさん
普段からカラーメイクが好きで、マスカラやアイシャドーにカラーを取り入れます。最近はアイブローの形や色など気になるそうです。
アイメイク
アイシャドー下地をまぶた全体にのせる。
アイシャドー
- 中間色のマスタードイエローを全体的に
- 紫のアイシャドーを目尻に
- 明るめの黄色を目頭に「く」の字になるようにいれる
アイライン
- 締め色のボルドーのアイライナーを瞳の上部分から目尻に1ライン流すように描く
きつく見せないために目頭には引きません。赤系のラインでもナチュラルさを演出できます。 - 下まぶたにはゴールドのラインを目と同じ長さで
アイブロー
- カラーメイクに合わせて、眉毛もピンクにしました。
モデルさんが苦手意識がある部分のメイクですが、アイシャドーパレットのピンク色を使って仕上げました。
アイシャドーで使った色は黄土色と紫で秋の色。赤色のラインを少し引くことによって今年流行っている「地雷メイク」の大人っぽいバージョンという雰囲気も出てきました。
アイシャドーは下地を使えば時短で好発色!
1. 見ての通り発色が全然違います。
左:下地あり、右:下地なし
2. 色素沈着を防ぐためスキンケアの観点でもアイシャドー下地は大切。
3. マスク必須の今年は、マスクの隙間から漏れる呼吸でアイシャドーもよれやすくなっています。下地を塗ることで、よれを抑えることができますよ。
まぶたの色を均一にするために薄めの色を塗ってから、カラーを入れるという人もいますが、お肌のためにアイシャドーを使ってみてください♡
今年の夏以降、日本の各ブランドもアイシャドー下地を続々発売していますので、ぜひ、手に入れてみて。
いかがですか? 一見、非対称なカラーの黄色、紫系も入れ方を工夫すれば自然と馴染み、大人っぽく仕上がります。
ダーク系カラーで太めのカラーアイライナーを使えば、子どもっぽくないカラーメイクが簡単に仕上がりますよ。参考にしてみて。
教えてくれたのはメイクアップアーティスト Tapi(Cheka makeup room)
メイクアップアーティストとして活躍後、Christian Dior, NYXのビューティーアドバイザー。現在はメイクアップサロンを経営する傍ら、日本人や海外のクライアントにも出張メイクを行う。
African×日本のBlasianとして世界各国のトレンドをキャッチしつつ“その人に合ったメイクの手法”を伝えることを大事にしている。
100均からハイブランドまで、いいものを上手に使ってメイクを楽しみましょう。