あなたに必要な本が見つかるブックカフェ♪ 「コトノハ」に行ってみた

変化を続ける東京の街。今回は知的な雰囲気が漂う国立の街をお散歩です。

そこで出会ったのは自分にぴったりの本を見つけるヒントをくれる「本」の本屋さん。

せっかくの読書の秋。至極の一冊を探してみませんか。

本棚と中央の机には、「本」に関する本がぎっしり。 無料のラッピングサービスや、お土産コーナーにも豊富な「本」の関連グッズが。また、不定期で読書会イベントも行っているそう。

オレンジ色の中央線で立川から三鷹、吉祥寺を結ぶライン上に位置する国立駅。高校生の頃に何度か立ち寄ったことがあり、真っ先に思い浮かぶのは、赤い三角屋根の駅舎。

そして、幅広い大学通りと大学や高校の多さ。学生さんが多いのに都心の賑やかさとは違った落ち着きある街といった印象です。

久々に降り立った国立の街は、幾ばくか様相を変えましたが、相変わらず多くの学生が闊歩し、道端では自己表現に励む画家の露店が見られるなど、サブカルの色を残した知的な雰囲気はそのまま。
ただ、赤い三角屋根の駅舎は知らぬ間に解体されていました。

しかし、14年の時を経て復元され来年4月にオープンするらしく、まさに今、駅全体が再築中の真っ只中なのです。

駅の生まれ変わりを実感したら、さっそくお散歩。

南口を出ると国立のシンボルであるイチョウと桜の木で囲まれた大学通り。周辺は惜しげもなく甘い香りを浴びせる洋菓子店や、おしゃれな雑貨店が軒を連ねています。

また、昔ながらのおもちゃ屋や古書店が営業しており、つい足を止めて店内に入りたくなってしまいます。
国立駅前は、この大学通りを中心に扇形に広い道が分かれているので、通り別に散策できるのがいいですね。

あなたにおすすめの1冊を心理学を駆使して選ぶ

そんな中で僕が見つけたのが、書店カフェ「ほんのみせコトノハ」。

道路に面した「コトノハ」の看板。

開店してまだ8ヶ月という新緑の若葉のようなお店。棚に陳列された本のコンセプトは「本の本」。
古書に書評、本屋や図書館スタッフのエッセー、作家の自伝など…。とにかく本に関する書籍ばかりがずらりと並びます。

「普段読む本と違ったジャンルを手に取ってもらう“きっかけ”になれたら」という、店長の思いが込められているんですね。

また、店長が心理学を駆使して選書サービスも行なってくれます。細かいヒアリングをした上で、提示された予算内のお薦め本を選定してくれるとのこと。

過去や現在、人生観、挫折経験など自分ヒストリーを紐解くのは己と向き合う楽しい作業になりお薦めです。

店長の有路友紀さん。大学時代はスポーツに没頭し、卒業後は本の世界へ。

「自分にとって必要な本を探すのも読書の楽しみ」「どんな人も必ず本との相性がある」と話す店長。
世界のどこかに必ず存在する最高の一冊と何度めぐり会えるのか…。考えただけでワクワクしてきますね。

最後に、「働く女性たち」に向けてお薦めの本を聞いてみると、「人それぞれの状況によりますけど…、“癒やし” を求めるなら絵本なんてどうでしょう。

絵本はそのチャーミングな絵柄はもちろん、小説と違ってすぐに読めますし、その分しっかりと登場人物のセリフを読み込めます。」と、客観的に選書を行う店長ならではの視点で語ってくれました。

店内の読書スペースでは、店長が淹れてくれる国立ブランドのコーヒーも味わえて、軽食のサービスも♪

確かに忙しなく暮らしていると、 街中の広告やネットニュース、テレビのテロップなど、拾い読みして理解したつもりになって本当に大事なものを見落としてしまっているのかもしれません。

この秋は、自分に合った本を見つけて、言葉の魅力を堪能してみるのもいいかもしれませんね。

入り口は裏手にある青い扉が目印。階段で2階へ上がると「本棚」が迎えてくれます。

 「ほんのみせコトノハ」
国立市中1-19-1
https://kotonohabookcafe.com

Writer

 脚本家 新井啓明
 日本大学卒業後、広告営業、ネット記事編集に従事。
現在は、ゲームのシナリオ執筆から、舞台コンペのための脚本も手がけている、精神年齢が小学生の会社員。
【ブログ】https://note.mu/kikitojiji190814

 

この記事を書いたのは
Poco'ce

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