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『魔法使いの約束』に出演 和合真一「原作ファンの気持ち大事にしたい」

2019年の配信以降、すでに500万ダウンロードを超える、スマホ向けソーシャルゲーム『魔法使いの約束』を原作とした舞台化第2弾「舞台『魔法使いの約束』第2章」が11月5日より上演される。

今作から新たに登場する11人の魔法使いの中の1人、フィガロ役を演じるのが和合真一さんだ。

『黒子のバスケ』『おそ松さん』など数々の2.5次元舞台に出演

「お話をいただいたときは “あの『魔法使いの約束』に出られるの!?” というのが率直な感想でした。多くのファンを持つ大人気ゲーム作品なだけにプレッシャーがないと言えば嘘になりますが、それは今まで出演させていただいてきた作品でも感じてきたこと。その度に “あの役は和合で良かった” とポジティブな評価をいただけたことが自分の自信になりましたし、次回も頑張ろうというモチベーションにも繋がってきました。だから今は不安よりも期待に応えたいという気持ちの方が大きいです。」

これまでもたくさんのキャラクターを演じてきた和合さん。2.5次元舞台で大切にしていることを伺うと。

「演じるという基礎は大前提として、まず僕は原作ファンの方の気持ちを大事にしたいと思っています。僕が演じるキャラが周りからどう思われているのか、人気の秘密はどこにあるのか。それをファン目線で捉えてから、その魅力を自分に落とし込んで発信したいです。

キャラに自分を寄せて役作りをする場合もありますが、自分からかけ離れたキャラを演じる時はどうしても中身が滲み出てしまう。逆にその面白みを利用して和合なりのキャラに落とし込めたらいいなと思っています。

今回のフィガロ役は大らかで頼れる医者の魔法使いという役どころ。知識が豊富で優しい、だけど飄々としていてどこか底知れない雰囲気があります。でも、内面には複雑な思いを抱えている一面もあったりするので、そういう部分をしっかりと自分に落とし込めたら求められるフィガロになれると思います。」

独学でカメラを学び写真展も

カメラマンとしての一面も持つ和合さん。これまでレギュラーを務めてきた、BSフジ「ワールドツアー完璧MAP」や、「世界の鉄道旅~乗り鉄・撮り鉄大集合!~」、「ニッポン美景めぐり」といった番組で、ご自身が撮り溜めてきた写真の展覧会が開催される。

素敵な写真の数々に、いつカメラの勉強をしたのかと伺うと“独学”と答えが返ってきたので驚いた。

「まったく知識もないですし、構図を習ったこともなかったのですが、元々写真が好きだったので、色々な作品を見続けてきました。それが蓄積されて、自然に感性が磨かれたのかもしれないですね。

いい写真を撮るコツがあるとしたら、“この景色を誰かに見せたい!” って心が動いたときにシャッターを切る。まさに心のシャッターを切るのが一番だと思います。」

世界を旅する和合真一 お気に入りの場所は?

これまで多くの国を訪れた和合さんに、お気に入りの場所を教えてもらうと。

「チェコですね。乗り継ぎが悪くて、辿り着くまで大変だったということもありますが、絵本のような美しさに感動しました。また海外に行けるようになったら行きたいと思うのは、ヨーロッパですね。」

和合さんにはヨーロッパがお似合…と、言いかけたら「僕、ヨーロッパに映えるんで」と先に言われてしまった…。

「マレーシアとかパラオも素敵なところなんですが、僕が映えないんですよね。僕、日差しが似合わないので(笑)。さすが(笑)。自分をいかに素敵に、いかに魅力的に見せるかを研究しているセルフプロデュース力の高さには尊敬以外の言葉が見つからない。」

ちなみに30代の女性をどう見ているのだろう?

「同世代の女性たちは、“かっこいい” という印象です。20代は流行に流されたり、自分がまだまだ定まらないけど、30代になると自分というものが確立してくる。そんな自分をしっかりと出せる女性、自分を持っている女性は、まさに僕のタイプです。」

Profile
1986年生まれ。26歳までデザイナーとして活動後、芸能界入り。2019年「黒子のバスケ ULTIMATE-BLAZE」、「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME3~」、 2021年「ミラクル☆ステージ サンリオ男子~KAWAII Evolution~」など数々の舞台やTV 番組「ワールドツアー完璧MAP」(BSフジ)、「ニッポン美景めぐり」(BSフジ)にも出演。

舞台『魔法使いの約束』 第2章

脚本・作詞 浅井さやか(One on One)
演出 ほさかよう
音楽 坂部剛
振付 本山新之助
出演 【南の国】フィガロ:和合真一、ルチル:大海将一郎、レノックス:白柏寿大、ミチル:今牧輝琉 他
公演 11月5日(金)~21日(日)
会場 天王洲 銀河劇場

PHOTO Isamu Ebisawa
TEXT Satoko Nemoto

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