11月の劇場上演作品は三谷幸喜の伝説コメディリバイバル「ショウ・マスト・ゴー・オン」、シアターコクーン芸術監督・松尾スズキ新作書き下ろしなど、演劇好きな通な人が楽しめる作品が多い印象。ストーリーの深みにハマってしまいそうです。
音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』
明治座×東宝×ヴィレッヂによる“三銃士企画”第二弾のテーマは、『リチャード三世』×昭和の歌謡界。不遇な宿命を背負った鳴尾定が姿形を変え、美貌の歌手・桜木輝彦となって鳴尾一族への復讐を誓う…。音楽あり、笑いあり、お涙頂戴、勧善懲悪のスペクタクル感とケレン味満載の『歌妖曲』の世界が描かれる。
作・演出 倉持 裕 出演 中川大志、松井玲奈、福本雄樹、浅利陽介、中村中、山内圭哉、池田成志 他 東京公演 11月6日(日)~30日(水) 会場 明治座 (中央区日本橋浜町2-31-1) 問明治座チケットセンター TEL 03-3666-6666
COCOON PRODUCTION 2022 『ツダマンの世界』
期待の新作「ツダマンの世界」は、劇中に登場するオリジナル楽曲の作曲までも自ら手掛けた、シアターコクーン芸術監督・松尾スズキ2年ぶりの新作書き下ろし。日本の昭和初期から戦後を舞台に、主人公「ツダマン」を取り巻く人々の濃密な愛憎劇を描いた狂気のメロドラマ。
作・演出 松尾スズキ 出演 阿部サダヲ、間宮祥太朗、吉田羊 他 公演 11月23日(水・祝)~12月18日(日) 会場 Bunkamuraシアターコクーン(渋谷区道玄坂2-24-1) 問い合わせ Bunkamura TEL 03-3477-3244
ショウ・マスト・ゴー・オン
三谷幸喜が「劇団東京サンシャインボーイズ」で放った伝説のコメディが、最後の上演(1994年)から28年の時を経て、令和の時代にリニューアル。総勢16名のキャスト陣が舞台上を駆け巡り、開幕して3分で笑いが沸点に達し、そのままラストまでずっと煮えたぎる、注目のノンストップコメディ!
作・演出 三谷幸喜 出演 鈴木京香、尾上松也、ウエンツ瑛士、浅野和之 他 東京公演 11月25日(金)~12月27日(火) 会場 世田谷パブリックシアター(世田谷区太子堂4-1-1) 問い合わせ シス・カンパニー TEL 03-5423-5906