芸術の秋。悲喜劇やサスペンスこそ劇場で臨場感を楽しみましょう。演出家 岩松了の新作『クランク・イン』やトニー賞でも評価された『凍える』『バイ・バイ・バーディー』など、入り込める作品がいっぱい。坂本昌行や長野博など舞台で活躍するジャニーズ俳優の熱演も注目です。
M&Oplaysプロデュース 『クランク・イン!』
日本のチェーホフと呼ばれ、人間の内部で無意識に動く感情を説明的なせりふを排し、物語の核を隠しながらもリアルに生々しく描き出すことに定評のある劇作家であり演出家 岩松了の新作は、映画製作の現場を舞台に繰り広げる悲喜劇。
ある新人女優の死をめぐる映画監督と女優たちの愛憎と葛藤を描く物語。
作・演出 岩松了 出演 眞島秀和、吉高由里子、伊勢志摩、富山えり子、石橋穂乃香、秋山菜津子 公演 10月7日(金)~30日(日) 会場 本多劇場(世田谷区北沢2-10-15) 問合せ M&Oplays TEL 03-6427-9486
パルコ・プロデュース2022 『凍える』
1998年にイギリスで初演、2004年にNYで上演され大評判となり、同年に演劇賞の権威「トニー賞」のBEST PLAYにもノミネートされたブライオニー・レイヴァリーのヒューマンサスペンス『FROZEN』。
重厚で骨太な脚本と“病的疾患による連続殺人”を扱った衝撃のストレートプレイを栗山民也の演出で上演。
作 ブライオニー・レイヴァリー 翻訳 平川大作 演出 栗山民也 出演 坂本昌行、長野里美、鈴木杏 公演 10月2日(日)~24日(月) 会場 PARCO劇場(渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ8F) 問合せ パルコステージ TEL 03-3477-5858
ブロードウェイ・ミュージカル『バイ・バイ・バーディー』
アメリカ中を熱狂の渦に巻き込んでいたキング・オブ・ロックことエルヴィス・プレスリーの徴兵エピソードからヒントを得て作られた、底抜けにハッピーなコメディ・ミュージカル。
ブロードウェイでロングランヒットの大好評を博し、1961年にトニー賞を受賞。スタイリッシュで躍動感あふれるステージングも必見です。
原作戯曲 マイケル・スチュワート 演出・振付 TETSUHARU 演出 長野博、霧矢大夢、松下優也 他 公演 10月18日(火)~30日(日)会場 KAAT神奈川芸術劇場/11月10日(木)【東京ファイナル】 会場 パルテノン多摩(大ホール)