月経カップは便利?知っておくべきメリット・デメリットから使い方まで紹介

突然ですが、「月経カップ」というものをご存知でしょうか?ナプキンやタンポンに並ぶ「第三の生理用品」と言われ、欧米を中心に新しいタイプの整理用品として、ユーザーが増えているアイテムです。

「繰り返し使える」「目立たない」など、さまざまなメリットを持っているのが特徴です。今回はそんな月経カップのメリットやデメリット、使い方をみていきましょう♪

「月経カップ」とは?

「月経カップ」がどんなものなのか詳しくご紹介します。

「月経カップ」ってどんなもの?

月経カップは、膣内に挿入して使用する生理用品。膣内に挿入するのはタンポンと同じです。シリコン製のカップの口がぴったりと膣の内壁に吸着して、経血の漏れを防いでくれます。

年齢や体形、経血の量などにより異なる大きさの月経カップが発売されていますので、自分にあったサイズを選ぶのがポイントです。初めて使用するときは、小さいサイズから試すと良いでしょう。

タンポンやナプキンとは異なるのは、繰り返し使用できるということ。そのため、「環境にもやさしい」と欧米を中心に人気が高まり、日本でも2017年に国内メーカーの月経カップが登場しています。

メリット

月経カップは1個5,000円ほど。数年は繰り返して使用できるため、ナプキンと比べれば大幅にコストを抑えられます。経血が酸素に触れることがないためニオイが気にならないのも特徴。また、タンポンのような紐がないため目立たず、温泉やプールでも快適に過ごせます。

デメリット

デメリットとしては、やはり使い慣れるまでコツがいるということ。数回の使用で慣れますが、始めはうまく装着できなかったり、外れたりしてしまうこともあります。

また、繰り返し使える月経カップは、使用するたびに消毒が必要です。人によってはその消毒が手間だと感じることもあるでしょう。

「月経カップ」の使い方は?

ステップ1:装着前はカップと手指を消毒

月経カップは膣内に挿入するものです。使用前は煮沸するか、洗浄剤で消毒する必要があります。また、手指も石鹸でキレイに洗っておきましょう。

ステップ2:折りたたんで膣に挿入

やわらかい月経カップは、コンパクトに折りたたんで膣内に挿入できます。説明書でそれぞれの製品やメーカーが推奨する折り方を確認し、ゆっくり挿入していきましょう。挿入後は、カップがきちんと開いたか確認してください。うまく開いていないと、漏れの原因になります。

ステップ3:タブを摘んで取り出し

月経カップを取り替える際は、カップ下部のタブを指で摘んで引っ張り出します。下腹部の筋肉に力を入れてお腹から押し出すようにすれば、簡単に取り出せます。

ステップ4:経血を捨ててカップを消毒

カップにたまった経血は、こぼさないようにトイレに流します。使用したカップはしっかりと洗浄して、空気穴やタブなど、すみずみまでしっかりと消毒しましょう。

月経カップとタンポンの違いは?

月経カップはゴミが少なくてすむ

月経カップはタンポンやナプキンと違って繰り返し使用できるため、1度使うごとにゴミが出ることはありません。

月経カップは経済的でお財布にやさしい

マイナビウーマンの調査によると、女性が毎月の生理用品にかけている費用はおよそ750円と報告されています。対する月経カップは1個5,000円ほどで、最初の費用感こそ大きく感じるかもしれません。しかし、月750円ということは、単純計算しても1年だと、9,000円です。5,000円の月経カップのコスパの良さが分かるのではないでしょうか。

月経カップは余分なものを吸収しない

経血をカップのなかに受け止める月経カップは、タンポンとは異なり、経血以外の余分なものを吸収しません。それに対してタンポンは経血以外の水分まで吸収してしまうため、生理の終わりのおりものがまじる頃には痛みを感じることがあります。

月経カップは紐がついていないので目立たない

月経カップは取り出し紐がないため、使用中も目立たずに過ごすことができます。タンポンの紐はトイレなどで濡れてしまうこともありますが、そういった不便さとも無縁です。

月経カップを使う際の注意点は?

最低でも1日1回は取り出して洗浄しよう

月経カップを長時間つけたまま放置すると、「トキシックショック症候群(TSS)」の原因になる可能性があります。

トキシックショック症候群とは、常在菌である「黄色ブドウ球菌」が増殖して、毒素を発生させてしまうことで起こる感染症です。そのため、最低でも1日1回は月経カップを取り出し、洗浄するようにしましょう。

膣内に入れておいて良いとされているのは11~12時間ほどとされていますが、各商品の説明書に従って、入れっぱなしは避けましょう。

出血量が多すぎると漏れてしまう可能性も

経血の量が多いと漏れてしまう可能性があります。そのため「とくに出血量が多い日は使わない」という人もいます。経血が多いときは使用を避けたり、念のためナプキンを併用したりすることをおすすめします。月経カップに慣れていない間も、ナプキンを併用すると安心です。

ただし、経血量が異様に多い、急に増えた場合は、婦人系の疾患の可能性があるので、一度病院で診てもらいましょう。

月経カップも選択肢のひとつ

日本ではまだ知名度が低い月経カップですが、フィンランドではおよそ10人に1人が月経カップを使用していると言います。欧米では、中高生から使用しているケースもあるほどです。

慣れれば生理中のムレや不快感が軽減されるほか、今まで我慢していた生理中の温泉やプールも楽しめるようになるのが魅力。従来のナプキンやタンポンに不便さを感じている方は、月経カップを使ってみることもひとつの手ですよ♪説明書をチェックして使い方に注意しながら、自分にあった月経カップを選んでいきましょう。

この記事を書いたのは
BE-SQUARE編集部

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