セックスレスはカップルにとって、深刻なコミュニケーション不足やすれ違いの原因にもなってしまうもの。そこで今回は、セックスレスの原因と、それを解消するために有効な方法について紹介します。
原因をしっかりと押さえれば、セックスレスは解決できます。セックスレスをきっかけに、お互いを思いやったコミュニケーションで、歩み寄りをはじめてみましょう。
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セックスレスの原因
年齢を重ねることで性欲がなくなった
年齢を重ねれば、性欲も落ち着いてくるものです。男女ともに性欲のピークは10代~20代とされています。
もちろん個人差はありますが、年齢があがるにつれセックスに対する欲求そのものが薄れてくるのです。
夫婦が年齢を重ねて回数が減るのは、当たり前のことかもしれません。ですが、セックスがしたいのにできていないのであれば、セックスレスと言えます。
相手を性的な対象として見られなくなった
夫婦に多いのが、「長年一緒に過ごしているために、相手を性的な対象として見ることができなくなった」という声。
10年以上連れ添えば、男女の感覚よりも家族や親友のような関係になってくるものです。その結果、性的な対象として見ることができなくなってしまうのが原因です。
体形の変化も、人によっては気持ちが離れる原因です。体形に対してセックスアピールを感じていた方は、体形の変化によって気持ちが乗らないこともあるでしょう。
コミュニケーション不足で誘いづらい
コミュニケーション不足になってしまえば、セックスそのものが誘いづらくなってしまいます。
仕事の忙しさや生活リズムのズレがあって普段の会話が減ってしまうと、あらためて「セックスをしよう」と伝えづらくなってしまうのです
セックスがマンネリ化している
セックスがいつも同じ内容だと、どうしてもマンネリ化してしまいます。
「セックスなんてつまらない」「どうせセックスしても、こんなものかな」と思い始めてしまうと、自分からセックスをしたいとも思えなくなるもの。
また、相手をセックスに誘うこともなくなっていきます。
セックスレスを解消する方法は?
一度セックスレスになってしまうと、「解消するのはなかなか難しい」と感じてしまうかもしれません。しかし、解消のヒントはあります。
誘い方や環境を変えてみる
待っていても相手が応えてくれないなら、自分から行動するのも1つの手です。誘い方や環境などを変えてみましょう。
態度や雰囲気などで察してもらうことが難しいならストレートに伝えてみる、言葉ではなくメールやLINEなどを使ってみる、ファッションやメイクをいつもと違うものにしてみるなど、色々と方法はあります。
忙しさが原因でセックスレスになっているのであれば、時短セックスを意識してみると良いかもしれません。
子どもが原因になっているなら、ひとときだけでも実家に預けたりなどして、2人きりになれる環境を整えてみましょう。
いつもの寝室に、アロマや落ち着いた照明を取り入れるなどして、ムードを盛り上げることもポイントです。
また、家だけじゃなくてホテルを利用する、服や下着を変えてみる、カップルトイを用いるなどでマンネリ化を防ぐことも、セックスレス対策になります。
お互いの気持ちを話し合う
すれ違いの生活が続いているなと感じたら、お互いに時間を取って本音で話しあってみましょう。
生活リズムが合わないと言い訳を重ねていては、相互理解が遠のくばかりです。いちばんは対面ですが、電話でもビデオ通話でも、まずは話し合う場を設けて話し合いましょう。
もしかしたら、お互いに誘いづらかっただけかもしれません。また、過去の言動によって傷ついてしまっていたケースも考えられます。ポイントは、お互いに相手を責めないこと。
そして、話し合いが平行線なときは、お互いに納得できるまで何回も根気よく話し合い、2人の今後について決めていくことが大切です。
夫婦でカウンセリングを受けてみる
「どれだけ話し合っても結論がでない」「どうやっても話し合いができない」と感じたら、夫婦でカウンセリングを受けてみることも手段のひとつです。
セックスレスを解消するために夫婦でカウンセリングを受けたり、カップルセラピーを受けたりすることは、けっして珍しくありません。
カウンセラーという第三者が現れることで、コミュニケーションに変化が起こります。
カウンセラーが、お互いが思いもしなかった原因を見抜いたり、無意識のうちに抱いていた気持ちを引き出してくれたりするかもしれません。
客観的に相手を見られるようになり、相手の本音をしっかりと受け止めたりすることができるようになれば、セックスレスの解消の第一歩です。
お互い思いやりをもって接することが大切
セックスレスはどちらかひとりの問題ではありません。カップルふたりの問題です。
だからこそ、相手を思いやり、セックスレスの状態をどのように改善していくべきか、少しずつ話し合っていくことが大切です。