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その憂鬱「アラサークライシス」!? 抜け出すにはどうしたら良い?

アラサークライシスとは?

「アラサークライシス」は、20代後半から30代半ばで、「このまま今の生活を続けていても大丈夫なのだろうか?」「今後、自分はどうなるのだろう?」と考え、漠然とした焦燥感や不安といった、もどかしい思いを感じる心理状態を指します。

身近な人のライフステージの変化に敏感になり、出産や育児などのライフイベントをリアルに感じるようになるため、今の自分とのギャップを感じている状態です。

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アラサークライシスのサイン

何か現状を変えたいと思う

アラサークライシスの初期で感じやすいのは、現状を変えなきゃという漠然とした焦りです。

就職してから年月も経つと、同じ毎日に不安を感じ、「何か新しいことに挑戦しなければ」と思うことはありませんか。

でもなかなか行動に移せない自分にモヤモヤを感じて苦しんでいる状態です。

耐えられなくなって衝動的な転職に踏み切ったりしても、根本的な解決になっていないので後悔してしまう方もいます。

幸せについて考えることが増えた

近年はSNSが普及したこともあり、友人や同僚の結婚や出産の情報が急に飛び込んできます。

幸せそうな内容に、「自分にとって幸せって何だろう」と考えては、結局答えが出ずにモヤモヤしていませんか。

仕事に打ち込む自分が決して嫌いではないのに、どこか満たされないような思いを抱えているなら、アラサークライシスかもしれません。

もうすぐ40歳という現実に衝撃を受ける

30代後半に差し掛かってくると、アラサーではなくアラフォーになります。

幼い頃に思い描いた40歳は立派な大人だったのに、「今の自分はどうなんだろう」とイメージとのギャップに落ち込んでしまうのです。

理想の大人像を描いていた人ほど、ギャップも大きくなります。また、両親が同じ年齢だった頃を考えて落ち込んでしまう方もいます。

結婚の2文字と葛藤する

今の彼と結婚すべきかどうか、相手がいないけど探した方がいいのか。アラサー女性にとって、結婚はリアルながら踏み切れない、そんな悩みとなっています。

周りで結婚する人が多いと、より焦りを感じます。

する・しないの2択で考えてしまうことで、より自分を追い詰めてしまいます。

「自分らしさ」が分からなくなる

アラサークライシスに陥ると、「私らしさって何だろう?」と自分を見失ってしまうことがあります。

まわりの人に聞いてもピンと来ず、かといって自分で「コレだ」とも思えずにモヤモヤし続けてしまうのです。

気持ちが落ち込むと、どうしても「無い」ものを嘆いてしまいます。気持ちを切り替えて「ある」ものを見つめてみましょう。

アラサークライシスのフェーズ

アラサークライシスには段階があります。

焦りや閉塞感を感じるのが初期のフェーズです。

続いて、何とかしなければと思い、行動に移します。仕事を辞めたり、彼氏と別れたりといった行動も、アラサークライシスから抜け出すための行動です。

そうして、焦りやモヤモヤなどの原因から遠ざかり、自分自身を見つめなおすと、再建のフェーズに入ります。

少しずつ、ゆっくりと自己再生して、アラサークライシスから抜け出します。

意欲的な人ほど陥りやすいって本当?

「アラサークライシス」の元となったロビンソン博士の論文によると、アラサークライシスになりやすいタイプは、意欲が高い人。

何事にも一生懸命だからこそ、上手く行かない時に落ち込みやすく、自分を責めてしまいがちです。

また、理想が高いためギャップも感じやすい特徴があります。目標を高く持っているのはステキなことですが、自分を追い詰めてしまっては本末転倒。

頑張り屋な自分を褒めてあげる、ポジティブさが必要です。

では、アラサークライシスから抜け出す具体的な方法を見て行きましょう。

アラサークライシスから抜け出す方法

多くの女性が陥るものだと認識する

アラサークライシスはとても苦しいものですが、自分だけが通る道ではありません。

多くの女性が同じように葛藤し、焦りを感じて悩んでいるからこそ「アラサークライシス」という名前がついているのです。

「こんなことくらいで」と思わずに、苦しい、悲しい、焦る、といった気持ちを素直に受け止めてあげましょう。

他人と自分を比較しない

他人は他人と割り切れればとても楽ですが、アラサークライシスのときはそうも行きません。

頭では分かっていても、どうしても気になってしまいます。没頭できる仕事や趣味があれば、そちらに打ち込んでみるのも手です。

また、自分から見て凄いと思う人の真似をしてみるのもおすすめ。思考や行動をトレースすることで、自分に新たな武器が加わります。

同世代の人と話す

一見、充実してみえる人でも、話してみると意外に悩んでいるものです。アラサークライシス中は自分の思考に囚われて、周りが見えなくなっていることもあります。

友人や会社の同僚、年の近い家族などと「こんなことで悩んでる」と話してみましょう。自分だけではなく、実は周りも悩んでいたと知れば一人じゃないと感じられるため、孤独感が和らぎます。

いかがですか?「自分だけかも」と思っていたその不安、実は同世代が経験しているものだと思うと、少し前向きに解決しようと気持ちになれませんか?

抱え込まずに、ぜひポジティブなアクションに転換して進んでいきましょう。

  • Profile
Arlie

BE-SQUAREのライター兼編集者。働く女子が仕事・私生活で役立つ情報を発信。Twitterでは仕事しながら見つけた便利ツールや日々のことをゆるりと投稿しています。

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