5月上演舞台をご紹介します。
松尾スズキ作・演出『ドライブイン カリフォルニア』。2004年の再演から、阿部サダヲ・麻生久美子・谷原章介等の豪華キャストを迎え、18年ぶりに公演が決定。「あえて悲劇を作る」という前提で作り上げたという、松尾スズキ不屈の傑作悲劇は見逃せません。
ぜひ劇場でチェックしてください。
目次
ドライブイン カリフォルニア
松尾スズキによる “悲劇” を基本としたプロデュース公演で、1996年に、“21世紀の不幸を科学する” と銘打ち立ち上げられた「日本総合悲劇協会」による不朽の傑作悲劇。初演から26年の時を経て、キャストを一新し再々演。裏手に古い竹林が広がる田舎町のドライブインを舞台に繰り広げられる会話劇。
作・演出 松尾スズキ 出演 阿部サダヲ、麻生久美子、皆川猿時、猫背椿、小松和重、村杉蝉之介、田村たがめ、川上友里、河合優実、東野良平、谷原章介 公演 5月27日(金)〜6月26日(日) 会場 本多劇場(世田谷区北沢2-10-15)
COCOON PRODUCTION 2022/DISCOVER WORLD THEATRE Vol.12
『みんな我が子』 -All My Sons-
20世紀を代表するアメリカの劇作家アーサー・ミラーの代表作にイギリスの鬼才リンゼイ・ポズナーが挑む!第二次世界大戦後の一見円満そうなとある家族の葛藤と崩壊が描かれ、悲劇的なラストに至るまでにこめられた胸に刺さる台詞の数々で、今もなお多くの観客の心を揺さぶる傑作戯曲。
作 アーサー・ミラー 演出 リンゼイ・ポズナー 出演 堤真一、森田剛、西野七瀬、大東駿介、栗田桃子、金子岳憲、穴田有里、山崎一、伊藤蘭 公演 5月10日(火)〜30日(月) 会場 Bunkamuraシアターコクーン(渋谷区道玄坂2-24-1)
エレファント・ソング
ニコラス・ビヨンによって書かれ、モントリオールを中心に世界各国で上演され、2014年にはグザヴィエ・ドラン主演で映画化もされた本作。失踪した医師の謎、青年の仕掛けた巧妙な罠と隠された悲しい真実…。診察室を舞台に繰り広げられる緊張感溢れる心理スリラー。
作 ニコラス・ビヨン 翻訳 吉原豊司 演出 宮田慶子 出演 井之脇海、寺脇康文、ほりすみこ 公演 5月4日(水・祝)〜22日(日) 会場 PARCO劇場(渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 8F)