IT・WEB業界で働く女性が等身大の情報をお届け!

Entame

ケイト・ハドソン“病気”報道に猛然と抗議 若い女性への影響危惧した女優の姿勢

多くの恋愛報道などでパパラッチを賑わせてきたラブコメの女王、ケイト・ハドソン。プライベートでの恋愛が公になることには寛容な彼女も、自身が病気だと報道されると、猛然と抗議。自身の信念に基づいて自己主張することを恐れてはいけないのだと気づかせてくれる。

監督・脚本は歌手Sia 「音楽」と「愛」がテーマの半自伝的物語

アルコール依存と闘いながら孤独に生きるズー(ケイト・ハドソン)は、祖母の急死にともない長い期間会っていなかった自閉症の妹ミュージック(マディ・ジーグラー)と暮らすことになります。

ミュージックは周囲の変化に敏感で、ズーは共同生活に戸惑いながら徐々に疲労していきます。するとアパートの隣人であるエボ(レスリー・オドム・Jr.)が2人をフォローするようになり、そんなエボの優しさを受けズーも次第に変わり始めるのです。

Sia(シーア)というミュージシャンをご存知でしょうか?彼女は素顔やプロフィールを公にせず活動しているのですが、オフィシャルMVは50億回以上再生され、グラミー賞に9度ノミネートされるなど、世界的ポップスターであり、自身のMVのディレクションをするなど、クリエーターとしての一面もあるのですが、本作では初の映画監督にして原案・脚本・音楽・製作までを手掛けました。

この作品の物語はSiaの自伝的要素がとても色濃く反映されていて、かつてアルコール依存症となり自殺を試みるほどの絶望を感じていた彼女を救った「音楽」と「愛」がテーマなのです。ミュージックは常にヘッドホンを装着して生活しているのですが、頭の中では常に音楽が鳴り響き鮮やかな色彩の世界が広がっています。その姿を見ていて、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のセルマ(ビョーク)が空想で歌い踊るシンを思い出しました。

この作品の中では何度か人生が変わる瞬間が描かれています。意識しなければ通り過ぎてしまう好機は自ら掴みにいかなければ逃げてしまいます。貴方にとっての人生の救いとは何か?を問う映画「ライフ・ウィズ・ミュージック」を是非劇場で体験してみてください。

摂食障害報道 出版社に抗議した理由は若い女性への危惧

ケイト・ハドソンはアメリカ・ロサンゼルスで生まれました。母親は女優ゴールディ・ホーンで、父親は歌手ビル・ハドソンという芸能一家に育った彼女は、(両親はケイトが幼い頃に離婚。母ゴールディは俳優カート・ラッセルと事実婚)子供の頃からショービズの世界に興味を示し、1998年に映画デビューを果たします。

そして翌年公開された「200本のたばこ」で演じたシンディ役が絶賛され、僕が大好きな映画「あの頃ペニー・レインと」出演で、アカデミー助演女優賞にノミネート。その後は恋愛映画に数多く出演したことで、ラブコメの女王と評されることが多くなりました。

一方プライベートでは多くの恋愛報道などでパパラッチを賑わせました。ケイトはバンドのボーカルと結婚して子供を出産したのちに離婚。そして俳優オーウェン・ウィルソンとの交際や俳優ダックス・シェパード、自転車レース選手のランス・アムストロング、そして野球選手のアレックス・ロドリゲスと交際。その後も数多くのパートナーとのデートをスクープされますが、ケイトは自由気ままに私生活を過ごすのです。

しかし、ケイト・ハドソンが摂食障害で激痩せしているという報道がタブロイド誌に掲載されると、記事は事実無根だとして出版社に対して訴訟を起こします。彼女は「摂食障害という悪意ある記事が若い女性に与える影響を危惧している」という声明を発表。結果としてタブロイド誌側が賠償と謝罪を行うことで決着しました。

ケイトはプライベートでの恋愛が公になることは許容していましたが、自身が病気だと報道されたことでの若年層への影響も考え猛然と抗議しました。SNSも含め可視化された社会では他人の目を気にすることも増えましたが、ケイトの生き様を見ていると、自分が正しいという信念に基づいて自己主張することを恐れてはいけないと気づかされるのです。

ライフ・ウィズ・ミュージック

監督・製作・原案・脚本 Sia
出演 ケイト・ハドソン、マディ・ジーグラー、レスリー・オドム・Jr. 他
配給 フラッグ
公開 2月25日(金)TOHO シネマズ日比谷 他

この記事を書いたひと
コトブキツカサ(映画パーソナリティー)
1973年生まれ。小学生の頃からひとりで映画館に通うほどの映画好き。現在、年間500本の映画を鑑賞し、すでに累計10,000作品を突破。1995年より芸人時代を経て、2010年より「映画パーソナリティー」としての活動を開始。近年は、俳優としての顔ももち、ドラマや映画にも出演。活動の場を広げている。

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

RELATED

PAGE TOP