中村アンがイメージ刷新 真剣佑の“高嶺の花”演じて新境地

ドレス 110,000円 J&M デヴィッドソン(J&M デヴィッドソン 青山店 TEL 03-6427-1810)STYLING/Yuko Obara,HAIR&MAKE/Atsushi Takanori(SPEC)

数々の著名作家を輩出し、新人の登竜門的文学賞でもある「第25回小説すばる新人賞」を受賞し鮮烈なデビューを飾った行成薫による『名も無き世界のエンドロール』が映画化される。

互いに支え合って生きてきた幼馴染のキダとマコトが、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”の為、10年もの歳月をかけて表と裏それぞれの社会でのしあがる姿を描いたサスペンス・エンターテインメントで、物語の鍵を握る女を演じた中村アンさんにお話を伺った。

今までのイメージを壊した新しい中村アン

“ラスト20分の真実。この世界の終わりに、あなたは心奪われる。”

これは、2021年1月29日に公開される『名も無き世界のエンドロール』につけられたキャッチコピー。ほかにも “1日あれば、世界は変わる。” や “日本中を巻き込んだ、ある壮大な計画。”と、先駆けて公開された予告に散りばめられた意味深な言葉たちに興味を惹かれている人も多いのではないだろうか。

本作は、ある目的のため、裏と表、異なる道を歩んだ2人の男の姿を描くサスペンス・エンターテインメント。日本中を巻き込む壮大な計画を企てる様が映し出される。裏社会に飛び込み “闇の交渉屋” としてのし上がるキダを岩田剛典さん、貿易会社社長として表の社会で必死に生きるマコトを新田真剣佑さんが演じた。

そして、「ラスト20分は本当に壮絶でした」そう話し始めてくれたのは、劇中でリサ役を演じた中村アンさん。“高嶺の花” であるリサにふさわしい男になるため、異常な執念で会社経営者にまでのし上がったマコトの恋人になる存在で、山田杏奈演じるヨッチと並び、物語のカギを握るもう1人のヒロイン役を演じた。

精神的も肉体的もギリギリで演じたラストシーン

全力で挑戦したリサという役。 今までのイメージを壊した、 新しい私を見つけてほしい

「リサは高飛車で自己中心的なキャラクター。これまで演じたことのない感情を剥き出しにする役でしたので、出演のお話をいただいたときは正直不安でしたが、監督から『大丈夫、一緒に作っていきましょう!』と背中を押して頂き、不安はいつの間にか楽しみに変わっていきました」

撮影中、1番印象に残っていることを伺うと。

「やっぱり、ラストシーンの撮影ですね。撮影は夜から明け方までの長い撮影で2日がかり。精神的にも肉体的にも限界ギリギリの中、全身全霊で演じることができました。その緊迫感も重なって最高のシーンになったと思います。撮影したのは1年以上前ですが、あの現場の雰囲気、撮影後も興奮が収まらなくてなかなか眠れなかったこと、今でも鮮明に覚えています」

相手役の新田さんについて伺うと。

「新田さんは撮影の休憩時間にひとりでゲームをしたりスタッフさんと談笑したりしていました。普段とってもフランクなのですが、撮影に入るとすぐにピシッと顔つきが変わるので、すごいなぁと思って見ていました。あと、手品を見せてくれるシーンがあるのですが、ちょっと練習しただけですぐにできちゃう。とっても器用な方だなという印象です」

リサという役を演じることで新境地が開けたというアンさん。

「こんな自分もいたんだという、新しい自分を見つけることができたことで、まだまだ違う自分がいることを知ることができました。今までの私のイメージも大切ですが、心の中で『中村アンのイメージじゃない!』と、驚かれるような役を演じてみたいと思っていました。なので、このリサ役がその一歩になれたら嬉しいです」

役との共通点は「わかりやすいところ」

リサとご自身の共通点をお聞きすると、「わかりやすいところとか?」と笑う。

「リサほど自己中心的ではないと思いますが、私も食べたいものは食べたいですし、行きたいところにも行きたい(笑)。なので、サプライズは苦手です。気持ちはとっても嬉しいんですけど、例えば、黒が欲しいと思っていたときにピンクをもらったとしたら “嬉しいー!”と言いつつ、ガッカリが顔に出てしまう(笑)。それに、デートプランも先に教えてもらっていないとソワソワしてしまうし、行きたくないところだったらどうしようって、気になってしまって楽しめないんです。もっとサプライズを楽しめる女性になりたいです」

「細すぎない女性らしい体」が目標

『食べたいものは食べたい』という中村さん。そこで気になるそのスタイル維持の方法を伺った。

「食べた分だけそのまま脂肪になってしまうタイプなので、食事の調整は必須です。3年くらい続けたクロスフィットで外側のケアは一通りやってきたので、今はインナーケアが中心です。自粛期間だったこともあり、自炊することも増えたのですが、やっぱり食べるもので体の肉付きが変わるんですよね。目指しているのは細過ぎず、ムキムキし過ぎず、ほどよい肉付きの女性らしい体。今はお肉よりお魚派で、できるだけ炭水化物を夜食べるのは控えるようにしています。どうしても食べたいときは食べてしまいますけど(笑)」

最後に2021年の目標、そしてこの物語の見所を改めて伺うと。

「舞台もやってみたいですし、色んな役を演じてみたいと思いますが、このお仕事は計画したからといってその通りになるわけではないので、目の前のことをひとつひとつしっかりと向き合っていきたいと思います。ぜひ体当たりで演じた壮絶なラストシーンを劇場でご覧になっていただいて、感想を聞かせてもらえたら嬉しいです。プライベートでは、そうだなぁ、いつか漠然と家族が持てたらいいなと。それこそこの映画と同じくらい壮大なプランになってしまうかもですが(笑)」

TEXT Satoko Nemoto
PHOTO Mizuaki Wakahara (D-CODE MANAGEMENT LTD.)


Profile
1987年生まれ。高校、大学とチアリーディング部に所属し、全国大会にも出場。健康的な美BODYとファッションやヘアスタイルが同世代の女性から注目を集め、女優として活躍。TBS「グランメゾン東京」「危険なビーナス」、CX「SUITS/スーツ」シリーズなど、数多くのドラマに出演。出演映画は「ミックス。」など。ディズニーアニメーション「ファインディング・ドリー」では吹き替えも担当した。

「名も無き世界のエンドロール」

(C)行成薫/集英社 (C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

原作 行成薫
監督 佐藤祐市
脚本 西条みつとし
出演 岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン 他
公開 2021年1月29日(金)全国ロードショー

この記事を書いたのは
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