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ニコール・キッドマン トム・クルーズと別れ花開いた女優人生

周りからの否定的な意見に反発しながらキャリアを積んできたニコール・キッドマン。

周りの意見に耳を傾けるのも大事ですが、時に否定的な意見なんて無視して進むことも必要かも。

ニコールに憑依する孤独な刑事『ストレイ・ドッグ』

ロサンゼルス市警の刑事エリン・ベル(ニコール・キッドマン)は、同僚や別れた夫そして16歳の一人娘から疎まれながら孤独な生活を送っていました。

そんな彼女の元に差出人不明の封筒が届き、その中身を見てエリンは17年前の事件を思い出します。

実は彼女はある犯罪組織への潜入捜査中に大きな過ちを犯していて、長い年月を罪悪感とともに生きていたのです。

封筒に入っていたのは紫色のインクがこびりついたドル紙幣。

それがかつて潜入捜査した組織のボスからのメッセージだと気づいたエリンは、自分の人生を清算するために再び捜査を開始するのです。

「スクリーンでは私自身を見てほしくない。観客にはエリン・ベルを見てもらいたい」

本作の主役であるニコール・キッドマンはこの作品に参加を決めた時にこう述べたそうです。

ちなみに読者の方々が思い描いているであろう妖艶で華やかなニコール・キッドマンは、この作品には登場しません。

そう言い切れるほど今回の彼女は人生に疲れ切ったエリンが憑依しています。

シーンによってはニコール・キッドマンだと気づかない場面もあり、映画「モンスター」で実在した連続殺人犯を演じてオスカーを手にしたシャーリーズ・セロンを思い出しました。

タイトルの「ストレイ・ドッグ」とは野良犬や捨て犬という意味ですが、主人公エリンは自分の過ちを背負いながら、周りの人物達に悪態をつき、時に噛みつきます。

そんな彼女は過去の因縁めいた犯罪組織のボスからのメッセージを受け取り、誰かに頼ることはせず一人で問題を解決しようと決意。

エリンは過去の自分との決別を胸に秘めながら人生の落とし前をつけようとするのです。

日系女性監督カリン・クサマが描く、L.A.ノワールを是非劇場で体験してみて下さい。

離婚後「夫を支える妻」の印象を払拭

本作主演のニコール・キッドマンはアメリカ・ハワイ州出身ですが両親がアメリカ系オーストラリア人だったこともあり、彼女が4歳の時にオーストラリア・シドニーに移り住みました。

幼い頃からバレエを習い始め、それと同時に発声や演技のレッスンに励み、ミュージック・ビデオなどに出演した後に映画界へ進出。

そして「デッド・カーム/戦慄の航海」での彼女の演技を偶然見たトム・クルーズのオファーでハリウッドに移り、「デイズ・オブ・サンデー」で共演。そして二人は結婚するのです。

トムと結婚したニコールは、どちらかと言えば夫を支える妻の印象が強く役者としてのハリウッドにおける存在感は平凡でしたが、離婚後は精力的に俳優活動に力を入れるようになり「誘う女」でゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞。

そして「ムーラン・ルージュ」ではアカデミー主演女優賞にもノミネートされ、「めぐりあう時間たち」で遂にオスカーを獲得するのです。

プライベートでは、トムと別れた後レニー・クラヴィッツやスティービー・ビーイングなどとの交際を経て、グラミー賞受賞歴もあるカントリー歌手のキース・アーバンと結婚。そして子供を出産しました。

成功の秘訣は自分の思うように突き進むこと

ニコールは若い頃、女優になるには背が高すぎる(180センチ)から、成功しないと言われ続けていたそうです。

そしてハリウッドに進出してからも、トム・クルーズのパートナーだからセレブの立場を築けたと揶揄されたりもしました。

しかし彼女はそんな偏見を跳ね除けてハリウッドで大成功を収めたのです。

そして最近では慈善活動に力を入れ、ハリウッドで働く女性スタッフの地位向上のためにも活動しています。

彼女は周りからの否定的な意見に反発してキャリアを積んでいきました。

周りの意見に耳を傾けるのも大事ですが、時に否定的な意見なんて無視して自分の思うように突き進むのも成功の秘訣なのかもしれません。

「ストレイ・ドッグ」

(C)201830WESTDestroyer,LLC.

監督 カリン・クサマ
脚本 フィル・ヘイ & マット・マンフレディ
出演 ニコール・キッドマン、トビー・ケベル、タチアナ・マズラニー、セバスチャン・スタン 他

公開 10月23日(金) TOHOシネマズ シャンテ 他

この記事を書いたひと

コトブキツカサ(映画パーソナリティー)

1973年生まれ。小学生の頃からひとりで映画館に通うほどの映画好き。現在、年間500本の映画を鑑賞し、すでに累計10,000作品を突破。1995年より芸人時代を経て、2010年より「映画パソナリティ」としての活動を開始。近年は、俳優としての顔ももち、ドラマや映画にも出演。活動の場を広げている。

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